7月下旬、暑さがピークの中、私の試験勉強「マンション管理士+管理業務主任者」は、続きます。
今回は「マンションの権利等に関する民法」についてです。
そして、宅建士の願書申込みが7月末で終了、いよいよ宅建士試験の受験生は、追い込みです。
マンション管理士の試験は11月末で先ですが、そろそろ120日しか残っていません。
宅建を死にもの狂いの追い込みで受験した昨年の経験から、計画的に前倒しで勉強する大切さを感じます。
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Contents
民法に突入!宅建と同じ
フォーサイトでは、講義4から「テキスト02」を学習します。
講義の始まりでは、担当講師の窪田先生より「難しい分野で量が多いですが、頑張って付いて来て下さい!」と励まされます。
先生の言葉の通り、学習する法律の範囲が広く、「テキスト01」より勉強が、しんどくなる分野です。
しかし、宅建士で民法の勉強を経験している受講生にとっては超有利になる分野です!
「テキスト02」の講義5を受けていると、民法に関しては知っていることが多いので、嬉しくなりました。
マンションの権利等に関する民法とは?
マンションの所有者の権利には、民法が大きく関わります。
管理業務契約などの仕事を行う管理業務主任者、コンサルティング業務を行うマンション管理士の仕事に必要不可欠な知識です。
試験の出題形式は、「民法の規定及び判例によれば〜」です。
ここでも、宅建士や行政書士など他の試験と同様に、民法の法律知識が問われます。
「マンション管理士」と「管理業務主任者」試験の出題率
宅建士の場合は、民法は毎年14問も出題されます。
その中には、捨て問と呼ばれる得点しにくい難解な問題が混じり、民法でつまずく受験生も少なくありません。
マンション管理士や管理業務主任者の試験では、宅建の14問ほどは出題されません。
宅建講座のフォーサイトの対策は、基礎問題やよく出題される分野に絞って集中学習しますが、ここでも同じです。
出題数 | 目標点数 | |
マンション管理士 | 2〜5問 | 1〜3問 |
管理業務主任者 | 3〜9問 | 2〜5問 |
宅建士 | 14問 | 8〜9問 |
「マンション管理士」と「管理業務主任者」は、5割以上の得点を目標にしています。
宅建士を取得済みの人は、土台の知識はあるので、ライバルに差をつける為にも7割正解を目標にしたいです。
宅建士の試験範囲と重複する分野
次は、どこが宅建士と試験範囲が重なるのか?順番にみていきます。
宅建士とダブル受験の予定の人は、この重複分野の中でも重要事項を集中的に勉強するのも、効率が良いです。
私の学習している範囲では、民法に関しては、基本的に宅建士の試験範囲で勉強したことばかりです。
取引の当事者
(1)制限行為能力
(2)代理
(3)共有
制限行為能力者に関しては、「マンション管理士」「管理業務主任者」の方では、あまり出題されません。
基礎問題をおさえておけば、得点できます。
代理は、「無権代理」「表見代理」を中心に基本的な部分が、よく出題されます。
「共有」は、主に管理業務主任者で多く出題されます。
範囲もそれほど広くないので、重要事項は、全部覚えて得点を稼ぎましょう。
取引の行為
取引の行為は、ほとんど出題されませんが、最低限の知識がある方が、他の問題を解く手助けになります。
(1)手附
(2)意思表示
(3)条件・期限・期間
契約の類型とその効力
「マンション管理士」「管理業務主任者」の両方で、出題されるので、最も力を入れて勉強すべき分野です。
(1)賃貸借
(2)請負契約
(3)委託契約
(4)贈与
契約をめぐる紛争
「マンション管理士」でしか出題されませんが、管理業務主任者でも「債務不履行、履行不能」という概念は出てきます。
(1)債務不履行
(2)解除
(3)売主の担保責任
時効と相続
宅建士でも時効と相続は、初心者は整理しないと覚えるのも大変でしたが、管理業務主任者では毎年、出題されます。
ほとんどが「中断」の問題なので、「時効制度全体」への理解が必要です。
債権担保の手段
マンション管理士では抵当権は、過去に何度か出題されています。
しかし、全体的に出題は少ないので、軽く勉強しておく程度で良いです。
(1)保証・連帯保証
(2)連帯債務
(3)抵当権
宅建士と丸々、範囲が被ることは無いです。
法律関係だけでも、他に覚えることも沢山あります。
でも宅建士を勉強したことが役立つと感じられますし、実務で関わる人には、民法の良い復習にもなります。
私だけでなく、他にも宅建士との相乗効果を狙ってダブル取得する受講生もいます。
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資格の試験は夏の勉強が勝負になる
思えば、自分の成績にコンプレックスを感じながら受験勉強をしていた暑い夏の日を思い出します。
冴えない学生時代の受験勉強が終わり、大学卒業後で資格試験に挑戦し始めると、再び資格試験の勉強が始まりました。
社会人で、再び試験勉強をする時に大きく変わったことは、目的意識が全く違うことです。
主体的に自分のキャリアアップの為に取り組むので、知識の吸収具合や真剣度が違います。
社会人になってからの方が、仕事を続けていく人生は長いのです。
学生時代の受験勉強で失敗した人も人生を大逆転できるチャンスです。
受験生の皆様、夏バテしないように健康に気をつけて頑張りましょう!
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