通信講座フォーサイトでは、高い合格率を出していますが、残念ながら真面目に受講しても落ちる人もいます。
私もフォーサイトを受講しましたが「管理業務主任者」には一発合格。
しかし「マンション管理士」には落ちました。
(これは根本的に勉強不足が原因でした。)
不合格の落ちた受験の時に使った教材は縁起が悪い。
もう見たくない。
さっさとメルカリで処分したいう受講生もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください!
それでは支払った受講料がもったいないです。
(★ 注意:2020年度以降の受講生は合格保証付き全額返金制度があるので、条件を満たせば不合格の場合は受講料が返金されます。)
私のフォーサイトの体験談はこちら:フォーサイト評判と口コミの真実は?私が体験した【マン管+管理業務主任者】講座の全て
ここではフォーサイトで落ちた受講生向けに私が実践したやるべき3つのことをまとめました。
(画像:お疲れ様!2つの受験を一緒に闘ったフォーサイトの教材達の写真)
Contents
全ての講座動画のダウンロードを済ませておく
フォーサイトでは、試験終了後の2ヶ月ほどは、Eラーニングの道場破りが使用できます。
もし、私のようにネット受講が中心でダウンロードがまだ済んでいない人は、全ての講座動画をダウンロードしてください。
今回の試験でわかったことは、講義中の講師のコメントを軽く聴き流してはいけません。
私は、マンション管理士の試験終了後に、管理業務主任者の試験に向けて1週間で基礎を勉強し直しました。
フォーサイトの動画講義の受講時間は1.5倍速であれば、丸一日頑張れば、全てを視聴し終えるぐらい短いです。
私は会社の昼休み(ご飯を食べている間)、通勤時間などのスキマ時間をフルに使い、管理業務主任者の試験までに全部の9つの講義を視聴しました。
マンション管理士試験直後だったので、非常に良く講義内容が頭に入りました。
そして、解説がマンション管理士試験にそのまま出題されていた箇所が多数あり、講師の解説の重要性を改めて認識しました。
人間の記憶力はアテになりません。
その場では理解できて、重要ポイントを覚えていると思っても講座内容は何度も覚えないと忘れています。
次の試験までに過去の動画講義を覚えるぐらい視聴すれば、要点は頭に入ります。
過去のテキストや動画講義で勉強するリスクも忘れない
ただし、過去の教材を使うリスクも忘れないでください。
運が悪いことに2021年度の試験に向けて2019年の教材を使うリスクは例年以上です。
2020年は120年に一度の民法の大改正があるので、一部の古い内容は全く通用しないです。
新しい法改正をマメに調べて、動画講義と違う部分は丁寧に訂正できる人でないと古い教材を使うのはおすすめできません。
間違ったことを覚え、時間を無駄にする可能性があります。
フォーサイトでは、毎年、法改正に合わせて動画講義は新しく撮る。
テキストや過去問題集は全て改訂しています。
自信がない人は、不合格の場合は全額受講料が返金されるフォーサイトの再受講か、別の通信講座を選ぶ方法もあります。
★ 通信講座【マンション管理士+管理業務主任者】おすすめベスト3を受講生が本音で徹底比較
個人的にはフォーサイトに落ちた人が、翌年にフォーサイト以外の通信講座を選びたい場合は、スタディングがおすすめです。
私の場合は、古いフォーサイトの教材を使いつつマンション管理士を独学で勉強するつもりです。
お金の節約だけでなく、常にブログのネタになる新しいことに挑戦したいです。
ダウンロードの方法
講座を受講している人ならば既にご存知の内容ですが、念のために説明します。
「動画をみる」のボタンの横に「ダウンロード」があります。
(私の受講したフォーサイト「マンション管理士+管理業務主任者」「道場破り」動画講義のダウンロード画面より)
「ダウンロード」をクリックすると下記の画面が出ます。
(私のフォーサイトの「マンション管理士+管理業務主任者」講義動画のダウンロードの画面より)
講義動画だけでなく、テキストや過去問題集もダウンロードできます。
携帯、i-padやPCで勉強したい人は、一緒にダウンロードしておくのもおすすめです。
下記は「基礎講座のテキスト」や「過去問題集」のダウンロード先です。
(私の受講したフォーサイトマンション管理士の過去問題集の「道場破り」ダウンロード画面より)
ダウンロードできない用語集や単語帳は要点を書き出す
もう一つ、やっておきたいことは、ダウンロードできない重要な用語集や単語を書き出しておくことです。
単語カードはもう一度やってみて、解答できなかった用語は要チェックです。
不合格だった人は、私もそうですが案外わからない用語があることに気が付きます。
下記が単語カードの私の成績でした。
△25枚と×8枚の単語は、最低でもノートに書き出すつもりです。
(私の受講したフォーサイト「マンション管理士+管理業務主任者:道場破り」単語帳の画面より)
私は、用語集をほとんど学習しなかったのですが、もっと活用したらよかったです。
(私の受講したフォーサイト「マンション管理士+管理業務主任者」の過去問題集の「道場破り」ダウンロード画面より)
これから教材の元を取るつもりで、用語集もeラーニング「道場破り」が使える間に重要用語をメモしておきます。
この道場破りで閲覧できる用語集は、紙のテキストが無く手元に残らないので、忘れないように保存してください。
保存は「全件表示」を選ぶと、全部の用語の一覧が出てくるので、まとめてコピーしやすいです。
試験直後はやりたくない作業かもしれませんが、受講料を取り返すつもりで頑張ってください。
用語集も試験だけでなく、実務ですぐに役立つ実践的な用語が多いです。
自分の将来の為にも、やる価値は十分あります。
(★ 注意:法改正後は、一部の用語名は変わるので必ずチェックしてください)
なぜ試験に落ちたか?勉強内容を検証し次回へ活かす
最後になりますが一番大事な作業は、自分の勉強法で足りなかった物を検証することです。
フォーサイトではマンション管理士であれば合格率は全国平均の4.85倍。
受講生の3人に1人は合格している計算になります。
なぜ、これだけ高い合格率の教材を使っていても合格できないのか?
落ちた人のほとんどは、私も含めて言い訳なしに勉強不足が原因です。
確かに私は過去問題集も一通り解きましたが、5回繰り返すところまでは勉強しませんでした。
フォーサイトは教材量が絞られているので、少ない分量の重要事項を完全に覚えるまで反復しないと、難関試験には合格しません。
試験のポイントが絞られていると、学習時間が少なくて済むと思いがちですが全く違います。
反復学習できる時間の余裕が生まれるだけで、一定時間の学習量が必要なことは、他の教材を使う受験生と同じです。
学習量が足りないと自覚した人は、油断しないで早い時期から毎日、少しつづでも勉強しましょう。
(これは自分への戒めのためでもあります。)
資格試験で落ちたら、時間も金も無駄になったと思う必要はありません。
次に試験に合格しさえすれば、今までの労力は全て取り戻せます。
(引用:フォーサイト道場破り「今日のひとこと」より)
最後になりますが、落ちた腹いせに通信講座の教材をメルカリやYahooなどで売り飛ばすのは止めましょう。(逆に合格した人も)
通信講座や通学の教材の転売は、禁止されています。
何よりも苦労して教材を作り上げている学校に対して、その努力に敬意は払う必要があります。
私も同じですが、次に合格できるように一緒に頑張りましょう!