マンション管理士試験までに自宅で簡単で実践できるおすすめの模試のテキストを紹介します。
まずは、過去問を何度も学習するのが有効ですが、何度も繰り返すと解答を覚えてしまいます。
何となく解けてしまうので、自分の正確な実力がわかりません。
また、自分が合格ラインまでどの位置にいるのか?
模試を受けて自覚するのが、私の場合は、勉強に必死になれる点でも一番有効でした。
ここでは、マンション管理士試験の直前模試が編集される人気のテキストベスト3を紹介します。
(★ 模試付きのテキストは、過去の合格者達のレビューを参考に選んでいます。)
★ 独学におすすめは >>>>【マンション管理士】人気テキスト(参考書と問題集)2021年おすすめベスト5
Contents
マンション管理士「模試」の効果を上げるコツと注意点
マンション管理士は、多くの事例や判例内容が出題されるので、できるだけ多くの問題に慣れるのが良いと言われます。
本試験のつもりで、2時間以内で時間を決めて取り組むと効果が上がります。
色々な問題に慣れるために、模試のテキストを何冊か購入して直前に演習した合格者もいます。
模試は予想問題として作られているので、多くの問題を解いていれば、それだけ何問かは当たる確率が高くなります。
しかし、注意点は、勉強が不十分な人は、模試ばかりやり過ぎないことです。
1回か2回、早めに自分の実力を知るために解くことは必要です。
しかし、基礎力も十分で無いのに何度も模試ばかり解いても、点数が悪いまま、自信が無くなるだけです。
また、模試で弱点を把握すると、間違った箇所を集中して過去問で演習することを優先してください。
試験直前に勉強を始める人は、学習量が少ないので、模試のテキストは1冊だけで十分です。
ラストスパートマンション管理士直前予想模試(TAC)
TAC出版の人気シリーズの「直前予想模試」です。
概要 | 特徴 |
・ページ数 p262 ・計150問(50問×3回分) ・定価 1,994円(税込) |
・難易度別に収録 ・問題は3段階「A・B・C」の難易度ランクで判定 ・問題部分は取り外せる模試形式が体験できる ・試験の「必勝対策」や「重要判例の詳細解説」付き ・Web登録で最新の法改正情報がGet |
全体の印象としては、文字も大きく読みやすいです。
カラーではありませんが、解説の重要項目がわかりやすいので、難問ばかりでついていけないタイプの模試ではありません。
TACのシリーズは、宅建士のテキストでも同じですが、WEB登録すれば、最新情報をダウンロードできるのが魅力です。
法改正の情報など、試験に役立つことが掲載されています。
(★注意 テキストによっては、ダウンロードできない場合もあるので、都度確認ください。)
ただ、基礎問題が多いので、腕試しに応用問題の多い模試を受けたい人には、少し物足りないです。
よく出題される分野かつ、基礎問題で点が取りやすい問題を多く解きたい人には向いています。
楽学マンション管理士直前予想模試 住宅新報出版
法改正+出題傾向も1冊のテキストで全てわかります。
概要 | 特徴 |
・ページ数 p252 ・計150問(50問×3回分) ・定価 1,620円(税込) |
・法改正の解説が詳しい。 ・出題率が高いポイントをまとめた「巻頭特集」付き ・書き込み式成績診断グラフつき ・問題は3冊分が取り外し式で模試が体感できる ・近年、よく出題された問題をピックアップ |
住宅新報出版社は宅建士のテキストを始め、不動産系の書籍や資格試験では実績のある出版社です。
とりわけ、法改正の解説が充実していることに評価が高いです。
私も実際に自宅で模試をやってみました!
(「マンション管理士直前予想模試」テキストを自宅でやってみた写真)
この模試は、基礎問題の出題が多く解説もわかりやすいです。
文字も大きめなので、解説もストレスなしで読めます。
(「マンション管理士直前予想模試」テキストの解説の写真)
ただ、難易度は★印で示されていますが、私の正誤にはあまり関係なく、参考にはできなかったです。
助かるのが、ピンク色の囲っているマークが付く狙い目の問題です。
(「マンション管理士直前予想模試」テキスト解説で狙い目の問題がわかる写真)
よく出題される基礎問題を重視して学習することができます。
勉強していない人が、いきなり解いても解答できる問題も多いのでモチベーションは下がりにくいです。
Wマスター マンション管理士 直前予想問題集
Wマスターと名前なので、管理業務主任者試験も一緒に受験できるのか?
と誤解されそうですが、「マンション管理士」だけの模試です。
実力試しの最後の総仕上げに選ばれるWマスターシリーズの直前模試のテキストです。
概要 | 特徴 |
・ページ数 p216 ・計150問(50問×3回分) ・定価 1,728円(税込) |
・本試験を分析した良問を3回分別冊式、模試に編集。 ・1肢の問題ごとに、丁寧な解説付き ・読むだけで理解度を上げる丁寧な解説 ・やや難易度が高いので、初心者より実力養成に向く ・「Wマスターテキスト」の参照ページを記載 |
テキストの最初に掲載されている法改正の情報が見やすいです。
(Wマスターマンション管理士直前予想問題集」の法改正のページの写真)
Wマスターのテキストの模試も解いてみましたが、上記で紹介した楽学の模試テキストよりも難しく感じました。
(Wマスターマンション管理士直前予想問題集」の問題と解答用紙の写真)
応用問題が多いので、丁寧に問題文を読み込んで考えないと、引っかけ問題で多く間違えます。
wマスターシリーズは、難易度別に問題がランク付けされ、狙われる問題も直ぐにわかります。
1肢ごとの解説も丁寧なので、読み込めば理解できますが、時間がかかります。
全体の難易度が高いので、基礎力がない人は手を出さない方が良いと感じました。
逆に再受験の人や過去問を覚えるほど解いている人にはおすすめです。
違う視点から出題される応用問題は、刺激になります。
(「Wマスターマンション管理士直前予想問題集」の難易度が表示される目次と解説の写真)
マンション管理士と管理業務主任者は、出題部分が重複することもあり、W受験する受講生が多いです。
以下、「マンション管理士」と「管理業務主任者」の両方が学べるマスターテキストを紹介します。
模試は、Wマスターのテキストと一緒に学習すると相乗効果が出ます。
マンション管理士と管理業務主任者のWマスター
W資格(マンション管理士+管理業務主任者)の一発合格をめざす人向けのテキストです。
★ マンション管理士に短期合格したい人は通信講座もおすすめです。
(参考記事:フォーサイト評判と口コミ【マンション管理士+管理業務主任者】受講生が本音を語る!)
まとめ【マンション管理士】予想模試付きのテキスト比較
マンション管理士は、難関資格なので、模試を上手に使えば、本試験向けの良いトレーニングになります。
上記で紹介した3冊のテキストは、予想模試が3回分(解説付き)あり、取り外しができる(別冊式)など、便利に学習できます。
さらに3冊の特徴と評価をまとめると下記になります。
出版名 | 価格とページ数 | 内容と特徴 | 評価 |
TAC |
定価 1,994円 p262 |
・難易度別に収録されているので、 段階的に学習が可能 ・WEBから最新情報がダウンロード可能 |
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住宅新報社 |
定価 1,620円 p252 |
・法改正や基礎問題の解説が充実 ・出題率が高いポイントがわかりやすい |
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早稲田経営 |
定価 1,728円 p216 |
・1肢の問題ごとに、わかりやすい解説 ・W資格(マン管と管理業務)の受験に向いている |
私が同じ時期に初回にマンション管理士直前予想模試を解いてみた私の模試の得点結果です。
楽学マンション管理士直前予想模試 | 25点 |
Wマスターシリーズ直前予想模試 | 20点 |
1ヶ月前でこの悪い点数!
でも落ち込む暇はありません。
試験までにあと10点〜15点を追い上げるつもりで頑張ります。
共通の特徴:分割し問題のみ取り外しが可能で便利
上記の3冊の模試用のテキストは、問題だけが取り外しができるので、模試試験を体験するのに便利です。
テキストの問題冊子のページの前に「問題冊子の利用方法」が明記されています。
(ラストスパートマンション管理士直前予想模試のテキストの写真より)
私が使ってみたい模試のテキストは「TAC」です。
余裕があるならば、残りの2冊の模試にも挑戦してみたいです。
★ 独学が不安な人は >>>通信講座【マンション管理士+管理業務主任者】おすすめベスト3を受講生が本音で徹底比較