マンション管理士の試験は合格率が7%〜9%前後と低い割には、国家資格としての知名度が低い。
そんな事情から、宅建士などのメジャーな資格ほど人気がありません。
宅建士を取得するまでは、私も同じことを感じていました。
しかし、マンション管理士について調べていると、その概念は完全にくつがえりました。
まず驚いたのは、業界の中での需要の高さです。
築年数が30年を超えるマンションが増加している日本では、適切に維持管理していく人材が、早急に必要とされています。
マンション管理士は、増える需要に対して、まだ対応できる専門家が少ない超穴場の資格です。
これから、令和元年7月にマンション管理士と管理業務主任者のダブル取得を決意した、私の挑戦記について書いていきます。
宅建士がマンション管理士の試験の受験を決意した理由
私は一級建築士で以前は、建築の仕事をしていました。
2年前に不動産関連の部署に配属になったことをきっかけに、私は宅建士をめざしました。
そして、直前の集中勉強のおかげで、2018年度に宅建士に無事に一発合格。
宅建士に合格後は、会社から資格手当てが支給されただけでなく、以前よりも仕事の幅が広がりました。
しかし、国家資格は1つ取得すれば、より次のステップをしたくなります。
私は、不動産業界で自分の専門性をより磨きたいと感じていました。
会社の先輩から宅建士の次はマンション管理士を薦められる
「宅建士の次に取得する資格は、マンション管理士が良い」と会社の先輩方言われました。
宅建士も、民法、宅建業法、建築基準法、税法など、幅広い知識が求められます。
しかし、不動産全般のゼネラリスト的な資格です。
最近、仲介売買だけでなく、物件の価値を上げて活用していく仕事が増えています。
月々の決まった管理業務費が入ってくる管理業務の比重にも力を入れることで、会社も経営の安定化をめざしています。
宅建士だけでは、どうしても独占業務が重要事項の説明や契約関係になるので、専門的な管理や物件活用にまで、対応できません。
その一方で、マンション管理士は、よりマンションに特化した専門分野が集中的に習得する資格です。
マンション管理のコンサルティングは、マンション管理士でなくてもできますが、マンション管理士を名乗れるのは、資格者だけです。
特に私のように物件開発や仕入れに関わる人間は、他の建築士や宅建士の資格と相乗効果が出ます。
キャリアアップのためには、絶対に取得する方が良いと強く薦められました。
私生活でも中古マンションを即日に衝動買い
仕事以外にも私生活の方でもマンション管理士を取得したい動機がありました。
実は、今まで私の家庭では、2回、マンションの買い替えを経験。
中古マンションは上手に買えをすれば損をせずに、良い資産になることは知っていました。
丁度、2019年度の3月に、子供の幼稚園の転入に必要だったことから、中古マンションを私の名義だけで衝動買いしました。
行かせたい幼稚園に入園するために、1年前から探していましたが、条件に合うマンションは、なかなか出会えませんでした。
偶然、知り合いの不動産会社から売り出し直後に教えてもらいました。
その日のうちに人気の中古マンションを内覧した直後に、部屋の中でそのまま申込書にサインするというスピード購入でした。
今回で、1件のマンションを保有したままの3回目のマンションの購入です。
自分の資産であるマンションについても、もっと詳しくなりたい。
将来は、自宅所有だけでなく、他にも不動産投資できるようなマンションが欲しい。
それには自分がマンションの専門家にもなり、もっと知識を身に付けたい。
しかし、マンション管理士の合格率は、わずか7%と超難関な資格です。
思い出せば、1級建築士を取得した時も学科の勉強をするだけでも、毎日が大変でした。
毎日、子育て、仕事と忙しい日々が続く中で、本当に11月の試験まで合格できるのか?迷いました。
しかし、人生は思い立った時に何事も始めるのが吉です。
欲しい物は、後のことも考えずに手に入れたい私は、直ぐにマンション管理士の資格が欲しくなりました。
私は、通学、通信講座と片っ端から探し始めました。
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そして令和元年の7月になって、11月のマンション管理士と12月の管理業務主任者のダブル合格をめざすことを決意!
しかし、決意したのは良いですが、7%の合格率の資格は、効率よく勉強しないと4ヶ月では間に合いません。
短期間で「マンション管理士」と「管理業務主任者」の一発合格を目指す私の奮闘は続きます。