「スタケン」は、不動産コンサルティング会社が受験生の目線で開発した学習アプリが話題となっており、宅建受験生に大人気 で、人気ランキングでは常に上位にランクインしています。
その人気アプリを手掛けるスタケンが2017年から開始した通信講座も注目を集めています。
スタケンの通信講座はスマホを中心とした学習ができるため、スキマ時間を活用できるのが大きなメリットの一つです。
こちらでは、宅建の試験対策が万全になる「スタケン」の通信講座(WEB講座)についてご紹介します。
2023年度のスタケンの通信講座は先行申込価格14,800円[税込:16,280円]から受講できます。
ZOOM特別直前講義が付いたプランでも先行申込価格29,800円[税込:32,780円]で受講することができます。
(画像引用:公式サイト「スタケン」より)
Contents
【スタケン】WEB宅建講座とは?
(画像引用:公式サイト「スタケン」より)
スタケンは、最近、宅建受講生の間で人気急上昇中の宅建専門の通信講座(WEB講座)です。
動議講座と過去問をスマホで勉強できるため、場所を選ばず試験勉強ができるのが最大の特徴です。
スタケンの動画講義は、不動産コンサルティングのスペシャリストである渡邊講師が担当しています。
2022年度版まではワンプランのみの設定でしたが、2023年度版からは4つのプランから受講することができます。
スタケンの売りである
スキマ時間活用学習とお支払金額全額返金制度にも注目です。
料金と講座内容
【各種プラン料金】
【プラン】 | 【料金】 |
シルバー | 通常価格19,800円[税込:21,780円]
キャンペーン価格14,800円[税込:16,280円] |
ゴールド | 通常価格34,800円[税込:38,280円]
キャンペーン価格24,800円[税込:27,280円] |
プラチナ | 通常価格39,800円[税込:43,780円]
キャンペーン価格29,800円[税込:32,780円] |
プレミアム | 通常価格59,800円[税込:65,780円]
キャンペーン価格49,800円[税込:54,780円] |
現在、スタケンでは最大11,000円OFFで受講できるお得な先行申込キャンペーンを行っています。
お得なキャンペーンは2023年1月31日まで開催中です。
【講座概要】
▼動画講座の時間 |
約34時間 |
▼受講できる期間 |
ID受信から宅建試験日当日まで(10月又は12月) |
▼過去問の演習 | アプリ学習 過去問10年分[一問一答(2,400問)・四肢択一形式(600問)] |
▼教材 | 市販テキスト[パーフェクト宅建士 基本書] |
▼予想模擬 | 1回 / 3回 / 5回 ※プランによって異なります。 |
▼音声ダウンロード |
あり |
▼質疑応答 | なし |
▼掲示板機能 (コミュニティボード) |
受験生同士でメッセージのやりとり、情報交換が可能 |
▼合格特典 | 支払い講座代金全額返金 ※対象プラン:プラチナ・プレミアム ※規定条件有り |
スタケン 通信講座の特徴
スタケンのWEB講座はスマホを中心として学習ができるため、スマホがあれば場所を選ばず、スキマ時間で学習できます。
(画像引用:公式サイト「スタケン」より)
スタケンのWEB講座では市販のテキストが使用されています。
テキストは「パーフェクト宅建士 基本書」が使用され、宅建の資格勉強のテキストとして有名な書籍で、宅建のベストセラー本の一つです。
(画像引用:公式サイト「スタケン」より)
試験範囲をきちんと網羅し、詳しく解説しているベーシックなテキストにです。
ただ砕けた表現等はほとんどないため、独学で勉強するには分かりにくい点もあり、そういった部分をスタケンの講義動画では分かりやすく解説してくれています。
(画像引用:公式サイト「スタケン」より)
講義動画にはテキストが映し出されるため、テキスト活用型講義ながら、手元にテキストがなくても講義を進めることができます。
通勤時間や休憩時間のスキマ時間を活用して、宅建の勉強ができるのがスタケンの魅力です。
合格特典 全額返金
スタケンの通信講座には合格者への特典として「お支払金額 全額返金」制度があります。
2023年度版は4つのプランのうち、プラチナ・プレミアムが全額返金合格特典の対象プランです。
宅建の試験に合格し、下記の条件を満たせば、支払った受講料の全額返金を受けられます。
1)2023年版スタケン宅地建物取引士講座を購入・受講されていること
2)2023年の「宅地建物取引士資格試験」に合格後、2024年3月31日(追加試験の場合は4月30日)までに合格地の都道府県にて資格登録を完了し「宅建士証の交付」を受け、合格特典に申請をしていること
3)氏名のイニシャル、アンケート内容、年齢、性別、職業、その他の情報をスタケンの販促活動に利用することに同意すること
上記の条件を満たせば、支払った受講料が全額戻ってきます。
スタケンの通信講座はプラチナプランで、オリジナルの予想模試が3回も付いて先行申込価格32,780円[税込]とかなりリーズナブルな価格のため、受講しやすい金額ですが、合格すれば受講料の返金も受けられるため、費用を抑えて宅建に合格したいという方にはかなりおすすめです。
スタケン法人向けプラン
スタケンでは法人向けのプランもあります。
仕事上、宅建の資格がすぐに必要という会社は少なくないでしょう。
実際、不動産会社が新入社員に、すぐに宅建士を取得させたい場合など、スタケンの法人プランを利用することが多いそうです。
法人プランには、受講する社員が宅建の試験勉強をサボらないようにする管理機能がついています。
■スタッフ学習進捗分析レポート
一か月ごとにスタケンのコンサルタントからスタッフの学習の進捗状況のレポートが届きます。
■スタッフ管理機能
管理者向けに、進捗状況をリアルタイムで管理できる機能です。
受講状況だけではなく、テスト結果も一覧で確認できます。
(画像引用:公式サイト「スタケン」より)
「スタケン」アプリと通信講座(WEB講座)の違い
スタケンは、通信講座(WEB講座)を受講しなくても、過去問「アプリ」だけを、「ネットからダウンロード」が可能です。
スタケンの宅建問題集アプリは、現在は無料でダウンロードできますが、元々は有料アプリでした。
有料アプリの頃から需要が高く、2万ダウンロード以上を誇る超人気アプリです。
宅建アプリの人気ランキングでは上位を維持しています。
宅建士に一発合格した私も「スタケン」の過去問アプリを使用してみましたが、本当に使いやすいです。
(詳しい体験談は「宅建アプリ「スタケン」は本当に宅建の独学で使えるのか?宅建合格者が検証!」で書いています)
過去問アプリを使うだけで、合格できる人もいますが、スタケンでは、通信講座との併用を勧めています。
【アプリにはない宅建WEB講座の内容】
下記は、「過去問(アプリ)」だけ使う場合と通信講座(WEB講座)を受講する場合との違いです。
左側の「宅建WEB講座(シルバープラン)」の項目が、先行申込価格14,800円[税込:16,280円]の通信講座(WEB講座)に全て含まれています。
宅建WEB講座 | アプリのみ | |
講義動画 | ⭕️ | × |
過去問(アプリ) | ⭕️ | ◯ |
テキスト | ⭕️ | × |
学習マニュアル | ⭕️ | × |
掲示板機能(コミュニティボード) | ⭕️ | × |
オリジナル模試 | ⭕️ | × |
過去問アプリ「スタケン」は、講義動画やテキストがなく、インプットの学習機能はありません。
また、学習法マニュアルやオリジナル模試で、独学のライバルに差をつけられます。
プラチナ、プレミアムプランには合格特典として支払金額全額返金制度もあるので、コストを抑えて勉強したいという方にも最適です。
スタケンの通信講座(WEB講座)の他社にない強み
他の通信講座と比較して、スタケンならではの強みをまとめました。
・受講料が先行申込価格14,800円[税込:16,280円]と、他社と比べて圧倒的な低価格から受講できる
・スマホを中心としたスキマ時間活用の学習法
・オリジナルの学習教材(動画・過去問アプリ)
・宅建試験本番の的中率が高いオリジナル模擬試験がついている
・サボれない学習の管理機能付き
WEBシステムのマイページでは、学習の進行度や正解率の低い「弱点ポイント」を一目で確認できる機能もあります。
実際に体験してみましたが、自分の苦手な分野だけ集中的に学習できます。
そしてスタケンのおすすめポイントは、ゴールド・プラチナプランには模擬試験が3回、プレミアムプランには模擬試験が5回もある事です。
通常、模擬試験は1回〜2回の通信講座や受験予備校が多い中、プランによっては3回以上も模試が受けられるのは、非常に強みになります。
スタケンWEB講座リニューアルに伴う変更点
2017年に開始されたスタケンの通信講座ですが、2021年にリニューアルされ、内容も大きく変更となりました。
下記に変更点をまとめました。
変更点 | リニューアル前(2020年以前) | リニューアル後(2021年以降) |
---|---|---|
講師 | 田中講師 | 渡邉講師 / 鳥海先生 |
テキスト | 「うかるぞ宅建士」 | 「パーフェクト宅建士 基本書」 |
学習法 | 逆回転学習法 | 短期合格学習プラン |
合格特典制度 | 無 | 有:受講料返金 (※対象プラン / 規定を満たした場合) |
合格保証制度 | 有:次年度受講料免除 (規定を満たした場合) |
無 |
価格 | 19,800円 [税込:21,780円] |
キャンペーン価格14,800円 [税込:16,280円] |
2021年のリニューアルにより、スタケンの魅力の一つであった田中謙次先生の講義動画がなくなってしまったことは非常に残念ですが、新たに担当となった渡邉先生は、落ち着きのある爽やかな語り口で、堅すぎず、丁寧な解説が好評です。
渡邉先生はGIC不動産管理株式会社で代表取締役社長を務め、経営者としてはもちろん、難関不動産資格であるCPM®(IREM認定不動産経営管理士)の公式講座を担当されている他にも、日本賃貸住宅管理協会や不動産流通推進センターにおいても研修・セミナーの講師をされているので、実績面を気にされる方でも安心です。
またスタケンの特徴の一つでもあった「逆回転学習法」は廃止され、講義 → 演習問題のベーシックな学習法を採用しています。
宅建士以外の資格勉強など、他の試験勉強でもスタンダードな学習法のため、初めて宅建士の勉強を始めるという方でも取り組みやすいというメリットがあります。
2023年版から新登場!「ZOOM講義」
上述のリニューアルに加え、2023年版からはプランが4つになり、またZOOMによる特別講義が新たに加わっています。
基本動画講義を担当される渡邉先生に加え、要点まとめ動画講義とZOOMでの特別講義は鳥海先生が担当されています。
鳥海先生は20年以上も宅建講師として、指導されてきた宅建のスペシャリストです。
試験の直前期にはZOOMでのリアル講義で、各分野のまとめや得点アップのノウハウを学ぶことができます。
自分のペースで動画講義で学習を進めることができ、試験直前期にはZOOM講義で直接ベテラン講師の講座を受講できるというメリットがあり、オンライン講座 × ZOOM講義の 「ハイブリッド講座」として新たに導入されています。
通学したいけれど、費用がかさむし、通学する時間を確保できないという方にも魅力的なカリキュラムです。
【スタケン宅建講座の学習の流れ】
スタケンの通信講座は2017年から開始され、当初は「逆回転学習法」を採用していました。
逆回転学習法は講義を聞くよりも先に過去問を解く勉強法です。
過去問を解いて、わからなかった点、疑問点を持ってから講義を聞くことで、理解度が深まり、効率的に勉強できるという手法でしたが、初学習者がいきなり宅建の問題を解くのはハードルが高く、基礎知識がある方、学習法が合っている人などには効率的な勉強法でも、初学習者など、合わない人にとっては難解な問題を下地なく解くのは苦難だったようで、賛否両論ある学習法でした。
2021年にリニューアルされたスタケンの通信講座からは、ベーシックな学習法である、「テキスト活用型」の講義がベースとなり、初学者でも取り組みやすい学習法が採用されています。
[学習マニュアル]とは
スタケンの講座では、はじめて宅建の試験を受けるという方にも分かりやすい「学習マニュアル」が用意されています。
スタケンでは学習マニュアルに沿った試験勉強を推奨しています。
学習マニュアルの手順をご紹介します。
1.動画講義を視聴する [インプット]
まずは動画を視聴し、テキストの内容を理解し、各項目の全体像を掴みます。
理解できなかったところを繰り返し視聴できるのは、動画講義の強みですね。
(画像引用:公式サイト「スタケン」より)
2.テキストで復習する [インプット]
動画講義で学んだ内容を改めて、テキストで確認し、理解度を深めます。
3.過去問(一問一答)を解く [アウトプット]
まずは一問一答の演習問題から取り組み、正解するまで繰り返し、問題を解きます。
4.過去問(四択)を解く [アウトプット]
3の一問一答をマスターしたら、過去問(四択)を解きます。
こちらも間違えなくなるまで、繰り返し、問題を解きます。
上記の手順を各項目につき、3回以上は繰り返し行うことが推奨されています。
インプットとアウトプットを繰り返す、ベーシックな学習法で、問題演習もスマホを中心として学習できるため、机に向かって勉強する時間を確保できずとも、通勤の電車の中や休憩の合間など、スキマ時間を有効活用できるのが大きなメリットになっています。
スタケン通信講座の学習法は時間がない方、なかなか集中力が続かないという方にもおすすめです。
スタケン通信講座のウィークポイントは?
スタケンの通信講座は「価格が安い」「スキマ時間を活用しやすい」などの強みがありますが、ウィークポイントもあります。
・質問できるサポート制度がない
スタケンの講義動画は約30時間となっており、宅建試験講座の先進であるLECなどの講義時間は約70時間あるため、中上級者の方からすると少しボリュームが足りないと思う方もいるようです。
また以前はスタケンの通信講座にも講師への質問サービスが設けられていましたが、2021年のリニューアルに伴い、質問サービス制度はなくなってしまいました。
疑問点が出た時に、自分で調べて解決できる場合は良いですが、そのために時間を費やすのは非効率となってしまいます。
スタケン通信講座のウィークポイントを解決する方法
スタケンの宅建講座の欠点としては、講義時間が少ない・質問サービスがないことです。
スタケンの通信講座にもウィークポイントはありますが、それを自分で補えれば、十分に合格を目指せる内容だと思います。
過去問演習を副教材に使う
スタケンの通信講座だけでは勉強のボリュームが足りないと感じる方は、プラスして過去問題を解けば問題ありません。
どのような講座を選んでも、実際に過去問を演習する勉強をしないと試験には合格できません。
★おすすめの宅建の市販テキストは>>>【宅建テキスト2022】独学におすすめは?人気の出版社別4シリーズを徹底比較!
重要事項を全て確実に覚える
私が宅建や他の資格試験に合格してわかったことは、資格試験はいかに覚える項目を絞るか?です。
多くの知識を中途半端に覚えているよりも、最低限のことを確実に覚えている方が合格しやすいです。
下記のことを実践すれば、資格試験に合格します。
試験に出題される重要事項を確実に覚え、問題を確実に解ける訓練をしておく。
私は独学で宅建士の勉強をして、行き詰まった後は、勉強量が多い他の宅建の通信講座を受講しました。
宅建に合格はできましたが、正直なところ、勉強のボリュームが多く、かなりしんどい思いをしました。
試験勉強の挫折が心配な人、仕事などが忙しく、まとまった時間が取れないという方は、スタケンの通信講座が向いています。
特に時間がない人は、覚えることは最低限が良いです。
講師への質問サポートが不要な人は問題がない
スタケンのもう一つのウィークポイントポイントは講師へ質問できるサービスがないことです。
スタケンは講師への質問機能などを省くことでコストを抑え、講座費用の低価格を実現しています。
質問サポートがないことを不安に思う方もいるとは思いますが、積極的に講師への質問を行わない受講生ならば問題ないです。
以前、私が建築士の資格取得で通学した時でも、周囲の受講生は、ほとんど質問しない人の方が多かったです。
ただ、宅建士の試験の勉強中は、私は質問がしたいタイプでした。
権利関係の民法を中心に過去問を根本から理解するために沢山質問したかったのです。
その結果、私は質問が無制限にできるエルエーの宅建講座を選びました。
講師にわからないところは質問をしたい人は、質問サービスがある通信講座を選ぶ方が良いです。
無料の質問サービスがあり、不合格の場合は受講料が全額返金される通信講座もあります。
★【宅建フォーサイト】評判と口コミは?受講生の私が合格率71.5%の理由を語る
スタケン:無体験講座の受講方法
スタケン通信講座では、申し込み前に無料体験講座が受講できます。
無料体験講座はスタケンの公式サイトから簡単に受講することができます。
▼無料の体験講座のログイン先 : 公式ページ【スタケン】
無料体験講座では、宅建試験出題項目の中から権利関係、宅建業法、法令制限の動画講座を約4時間分視聴できます。
また過去問(一問一答・四択形式)も体験することができます。
スタケンの動画講義を担当されている渡邉講師の講義は爽やかな語り口で、説明も丁寧と評判ですが、講師の方との相性は試験勉強にとって重要なポイントの一つですので、講義を体験してから申し込みをした方が安心です。
スタケンの通信講座はテキストに沿って勉強が進むため、初心者でも取り組みやすい学習法となっています。
アウトプットの学習で使う過去問集も使いやすいと評判が高いです。
宅建試験に出るところだけを、機械的に暗記するよりも実力がつきます。
スタケンはリニューアルしてまだ間もないためもあるのか、悪い口コミや評判はネットで探しても見当たりません。
ただ、私が体験講座を受講してみて、動画講義や付属する一問一答の問題などの課題をこなす自信が無い受講生は、やめた方が良いと思います。
スタケンは、講座内容がしっかりしているので、真面目に勉強に取り組める受講生に、おすすめしたい通信講座です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。