10月になれば、宅建試験に向けて勉強も追い込みの時期です。
今回は、そんな頑張る受験生に宅建試験日の6つの注意点:合格ラインを超える方法についてお伝えします。
宅建試験では少しの不注意で、合格ラインまで1点足りない事態が起こることがあります。
もし、その1点がケアレスミスであれば、努力が水の泡になり非常に勿体ないです。
今回は、そんな残念な宅建試験当日の本番の失敗を防ぐ方法をお伝えします。
合格ラインに到達する1点UPにつながる6つの注意点は、ぜひ実践してください!
★ 効率よく宅建試験を勉強したい人はこちらの記事もおすすめです。
宅建の科目別の勉強法!カリスマ講師達が教える合格の学習法とは?
Contents
宅建で合格ラインを超える6つの注意点と勉強法
宅建試験の時間は、わずか2時間です。
その2時間をフルに有効活用し、自分が学習してきた力を発揮する必要があります。
そのために、以下5つの注意点を心に留めてください。
・解ける問題から優先して取り掛かる
下記の順番で問題を解いていくと波に乗れます。
・1番目:税その他「統計」 (5点免除科目) 「問48」
・2番目:宅建業法「問 26」から解く
・3番目:「法令上の制限」か「税・その他」で覚えている問題
確実に得点できる問題に絞り、時間をかけてミス無く解いていくのが合格する秘訣です。
宅建試験では全体の3割は、わざと過去問に無い難解な問題が出題されます。
この事を忘れずにいれば、当日、見たことがない問題が出題されても動揺しなくて済みます。
・悩んだら後回し、特に民法は最後に解く
最初から分からない、また解いても自信がない問題に時間を費やすのは止めましょう!
宅建は、7割正解すれば合格する試験です。
これは3割は間違えても大丈夫なので、できない問題を悩むのは時間の無駄です。
ここ10年間の過去の試験では、特に権利関係の民法の問題で判例などの長文が出題されるなど難易度が上がっています。
このような例文の問題は難しく、また正解率が低いので、時間が余れば解く気持ちでいる方が、普段の力を発揮できます。
・選択肢は全部読み、消去法を使い常識で考える
わからない問題でも、注意深くみれば、答えのヒントが問題文に出ている場合もあります。
例えば、業者と一般消費者の契約や不動産の広告の問題などは、「買主に不利な状態は違法」であると常識で推測できます。
問題文だけでなく選択肢を注意深く全部読んで、問題文の意図を捉えるようにしてください。
全体を俯瞰するように考えてみると、答えを導きやすいです。
・ケアレスミスをなくす記入方法を使う
まず「〇か×」のマークシートの記入は慎重にしてください。
記入ミスで落ちるのは論外です。
先に問題用紙に書いておいて、マークシートへの記入は確認しながら、最後の30分で行う方法もあります。
また、逆に最初からマークシートに記入する方が、気が楽で間違えない人もいます。
どちらの場合でも問題文の読み間違いのミスを防ぐには下記の方法が有効です。
・キーワードに印を付ける
・事例問題は図や絵を描く
・言葉に注意する
・無回答はダメ!4分の1の確率の正解が合否を分ける
無回答は絶対にやめましょう。
確率が4分の1であっても、運良く正解になれば貴重な1点になります。
後、問題の解答で迷ったときは、最初の直感が当たる場合の人が多いです。
これは今までの資格試験の経験上、私も同じです。
2回目に訂正して間違った場合も多いので、自信がない問題は、最初のままでいく方が無難です。
合格ラインに到達するためには、確実に正解にできる問題に時間を費やしてください。
・試験時間の最後まで諦めず粘る
試験中に難しい問題が続くと自信がなくなります。
もう問題が解けない!と絶望的な気分になり、試験を放り出したくなるかもしれません。
しかし、そんな難解な問題が出題された時は、他の受験生も同じ条件で試験を受けていると思ってください。
過去問に出題されない難解な問題は、あなただけでなく他の人も得点できないのです。
宅建試験では、最後まで諦めない執念と気力が合格を引き寄せます。
制限時間よりも早く問題を解き終えても、何度も見直しをしてケアレスミスが無いか?を確認してください。
最後の最後まで粘ってください。
【宅建試験の申し込み方法】
別の記事で宅建試験の申し込みの注意点を紹介していますので、興味のある人は読んでみてください。
「宅建試験のギリギリ申し込みの注意点と申し込み後で心が折れない勉強のコツ」
【宅建試験の体験談】
2018年度に宅建試験に合格した私の試験当日の体験談はこちら
まとめ:合格ラインを超える6つの注意点と勉強法
以上、宅建試験日の6つの注意点はいかがでしたか?
【まとめ】
・解ける問題から優先して取り掛かる
・悩んだら後回し、特に民法は最後に解く
・選択肢は全部読み、消去法を使い、常識で考える
・ケアレスミスをなくす記入方法を使う
・無回答はダメ!4分の1の確率の正解が合否を分ける
・試験時間の最後まで諦めない
多くの資格試験は、極端に高い点数で合格する人、また逆に極端に悪い点数で不合格になる人は少ないです。
宅建試験は7月に申し込みをしても、やる気がない2割は10月の本試験を放棄します。
ほどんど勉強していない人、記念受験の人は居るにしても、多少は勉強して受ける人がほとんどです。
よって受験生の約半分が25点から34点の中間ゾーンに集中する可能性が高いです。
そして1点差の合格ボーダーラインで落ちる人は、何千人も居ると言われています。
逆に言えば、ギリギリの点で合格ラインに達する人も何千人と居ます。
1点で合否が分かれる場合もあるので、その1点は重いです。
試験時間の最後まで粘って絶対にその1点を取る覚悟で臨んでください。
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