独学の場合は特に、試験の出題傾向をおさえる対策は必要です。
そして、根本的な勉強法の極意を知ると、より有利に試験勉強をすすめられます。
近年、「勉強法」を紹介する書籍は、多数出版されています。
売れる勉強法の本の著者は、自分の得意分野で成果を出している人ばかりです。
そんなノウハウ本は、受験生だけでなくビジネスマンの間でも人気です。
成果が出せる勉強法を実践している人は、断トツの成果が出せます。
そして、私もそうですが、その成果が出せる秘密を知りたい人は多いです。
今回は、私が選んだ「勉強法」に共通する3つの勉強法のコツをまとめました。
独学をしている人には必読です!本を読む時間もない人は、ポイントだけ軽く流し読みください。
長期的な戦略になる:勉強法のコツ
「戦術」と「戦略」
これらの言葉を聞いたことがありますか?
大まかに下記の意味で捉えられています。
戦術は、戦いに勝つため、戦地での兵士の動かし方などの実施プラン
(参照:ウィキペディアより)
戦略は長期的な視野で大局的に策を練るのに対して、戦術は実現する手段です。
宅建士の資格取得を例にあげます。
宅建の出題傾向を分析するなどの試験対策は、実行上の方策「戦術」になります。
「戦略」は、勉強のやり方を決めて、試験までのスケジュールを立てることです。
そして、宅建に合格後のキャリアプランまで考えます。
どちらも重要です。
戦術は、しっかりとした戦略がないと効果が出ません。
逆に戦略があっても、試験対策の戦術が無ければ、合格は絵に描いた餅に終わります。
私の経験から戦略的な「勉強法」を学ぶ事は、資格試験の勉強以外にも役立ちます。
人生を有効に使うヒントを得られます。
以下、前向きに効率よく勉強したくなる本を紹介します。
『「超」勉強法』と『「超」独学法』著者:野口悠紀雄
勉強法でまず不動のベストセラーで思い浮かぶのは、
経済学者の野口悠紀雄氏が著書「超・勉強法」です。
この『「超」勉強法』は、現在の「勉強法」ブームの流行を作った先駆けです。
パソコンの勉強法など内容は、今の時代に古い部分はあります。
しかし、普遍的な勉強ノウハウは参考にできます。
「必要になるものを必要なだけ効率よく学ぶ」
というパラシュート勉強法が紹介されています。
この本は中古本が多い事も利点です。
(1円+配送費)からとアマゾンで非常に安く購入できます。
最後のまとめの章に、要点が簡潔にまとめてあります。
最近の著書でおすすめは、下記の『「超」独学法』です。
英語やIT技術に関しての知識習得のノウハウが多いですが、
独学で勉強する方法がわかります。
特に宅建士試験で独学を目指す人は、刺激になり勇気づけられます。
「すごい勉強法」著者:金川 顕教
この著者の経歴も非常にユニークです。
偏差値35から大学在学中に
公認会計士試験に合格し
世界一の会計事務所に就職。さらに起業で年商10億を達成した
「超効率化勉強法」のすべて。(引用:アマゾンより)
成果がでる「勉強法」の3つの共通点
勉強法の紹介はいかがでしたか?
自分とは違うレベルの人達の話だと思わないでください。
取り入れたい部分だけを、参考にすれば良いです。
各著者によって書き方やノウハウの伝え方は、個性があります。
しかし、違いはあっても本質的な事や大事な基礎は同じです。
根本的に読者に伝えたい事は、共通しています。
共通のコツは、下記の3つです。
・自分に必要な知識を取捨選択して学ぶ
・圧倒的な努力で他者に差をつける
最後の圧倒的な努力を続けることは難しいです。
努力を継続させるためにモチベ―ジョンの維持が必要です。
「質は量をこなさないとみえてこない」
最初から天才はいません。
最後は努力を続けた人が、圧倒的な成果を出せるのではないでしょうか。
「勉強法」の実践は、これからの人生にも応用できます。
単に宅建士を取得するためが目的の受験勉強よりも、
自分の人生を豊かにするために資格取得を目指す方が生産的です。
そんな気持ちで、勉強すると前向き頑張れます。
宅建士の「戦術」を知りたい人は、「宅建の独学のテキストでおすすめはどれ?受験生に人気のテキストと問題集を合格者が検証!」を読んでみてください。
また宅建の独学のポイントを押さえた「宅建の独学におすすめの勉強法(2019年度)を宅建の合格者が考察してみた」もおすすめです。
「戦略」と「戦術」で、宅建合格を勝ち取りましょう。