税理士のダブルライセンスでおすすめの資格ベスト5

税理士が企業や個人から受ける相談は、会計業務だけではありません。

経営全般にかかわる幅広い知識や経験が必要とされ、専門分野以外は連携して仕事を行うことが多いです。

税理士合格後、自分の専門性を高める為に別の資格を取得する人もいます。
また、税理士試験の途中で、別の資格もダブルで取得する受験生も少なくありません。

ここでは税理士の仕事の強みになるダブルライセンスが有利な資格ベスト5を紹介します。

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税理士のダブルライセンスでおすすめの資格ベスト5

税理士のダブルライセンスで生きる資格ベスト5

会計は全ての業種で必要な業務なので、税理士は汎用性の高い資格です。

将来、会計にAIが活用されれば税理士の仕事が激減すると指摘する人もいますが、相談やアドバイス業務はなくならないと思います。

また、税務書類作成の代理、税務相談といった税理士にしか行えない独占業務もあり、年齢を重ねても続けていけます。

さらに税理士に合格すると無試験で行政書士にも登録できます。
行政書士は5種類の許認可の申請ができるので、会計だけでなく申請業務も行うことができます。

税理士は安定した仕事量が見込まれますが、行政書士以外にも税理士の仕事に生かせる資格があります。

税理士+宅建士:不動産の知識で相続税対策に強み

相続税対策と土地の売買には、税理士×宅建士の組み合わせが強いです。

相続税の資産税の中には、土地や建物が含まれます。

資産税の理解には、不動産周りの法律の知識は必須になります。
不動産に詳しいと、顧客の状況に合わせて資産の算定で適切な対応ができます。

相続税法の改正があり、相続税対策に土地活用など不動産の知識が、ますます必要とされます。

私の周囲でも、税理士に不動産の知識がない事に不安を漏らすお客様が多々います。

不動産を知らない税理士が計算する資産税は、不動産価格が市場の相場とかけ離れた金額になりがちです。

実際よりも高く評価しすぎると、土地や建物の売却時に安く算定され、資産が処分できない問題が起きます。

杓子定規に路線価だけで、不動産資産を算定する税理士よりも不動産知識が豊富な方が信頼されます。

税理士+不動産鑑定士 :不動産の財産評価に強み

宅建士が不動産取引の専門家であれば、不動産鑑定士は不動産の価値を判定する専門家です。
 
不動産の鑑定評価ができることは、宅建士と同様に税理士の相続税・税務対策により役立ちます。

立地条件なども考慮し、正確な不動産価値が算定できると相続などの財産評価ができるからです。

逆に税理士の知識があれば、不動産の取引を行う際の税務調査など、税務対策に役立ちます。

中小企業診断士 + 税理士:経営コンサルティング能力が強み

中小企業診断士は、経営コンサルティングのスペシャリストの資格です。

試験は、経済学・経済政策 、財務・会計、 企業経営理論、 経営法務、経営情報システムが出題されます。

税務面だけでなく経営上の幅広いアドバイスができるのが強みです。

何人ものスペシャリストを雇うことができない小さな中小企業では、税理士が会社を俯瞰してくれると助かります。

経営アドバイスや節税対策、事業承継、MAS業務など幅広い業務に対応できます。

また、独立だけでなく企業内でも会計だけでなく、経営コンサルティング能力がある人材は重宝されます。

社会保険労務士 +税理士:人事と労務を一括で請けられる強み

社労士は「人事・労務」の専門家で、税や人事の関係手続き(給与計算や源泉徴収など)にも関わります。

労働者名簿・賃金台帳の作成、人事や労務に関する相談・指導などの社労士にしか行えない独占業務があります。

給与計算の代行など税理士と社労士の業務が一部重なることもあります。

税理士と社労士ができる独占業務はそれぞれ違っていても、企業にとってはどちらも必要な業務です。

両方の資格を取得しておくと「人事・労務」の業務を一括して請け負うことができます。

簿記 + 税理士

簿記は税理士の強みがでるよりは、税理士受験と一緒に取得を目指すと効果的な資格です。

税理士の「簿記論」「財務諸表論」科目は、簿記の知識が前提になるので、て税理士をめざす人は、先に簿記検定を受ける人が多いです。

いきなり税理士試験に挑戦するのはハードルが高い人にはおすすめです。

ダブルライセンスでおすすめのコスパが良い資格は?

上記で紹介した資格の合格率を比較してみます。

  • 宅建士
学科:15%
  • 不動産鑑定士
短答式:33.3%、
論文式:14.8%
  • 中小企業診断士

1次試験:15~25%

2次試験:20%

  • 社労士
学科:5〜9%
  • 簿記検定

簿記検定2級 学科:15~30%

簿記検定1級 学科:10%

「不動産鑑定士」の難易度は高く、公認会計士試験と並ぶ3大国家試験の一つです。

また「中小企業診断士」や「社労士」も合格率が低く、簡単に取得できる国家資格ではありません。

この中で取得しやすく、企業の需要が多いのが「宅建士」と「簿記」です。

「簿記」は2級・1級は、税理士試験が有利になるだけでなく企業の求人数が最も多い資格です。

また、宅建士も難易度の割には需要が多くコスパが良い資格です。

詳しくは>>宅建士の難易度は?合格率とコスパの良さは超穴場の資格と感じる理由

税理士の取得は大変ですが、逆に税理士が宅建士を取得するのは比較的簡単です。

相続税の仕事をやりたい人は、特に宅建士がおすすめです。

宅建士と税理士のダブル取得者は、遺産相続の問題が増える将来は重宝されます。

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