日建学院と資格学院2つの一級建築士の製図講座に通い合格した私の体験談

もう10年近く前ですが、一級建築士取得の為に日建学院資格学院の両方に通った経験があります。

そして、製図試験の前は同時並行で両方の製図コースを受け、課題を全て提出していました。

私の体験談は最新の製図講座の内容ではありません。

ただ、数年前に自分が通った資格予備校で2級建築士の製図講師のアルバイトをする縁があり、最近の製図対策の様子がわかりました。

また、最近、学校に通っている受験生の話を聞いても資格予備校の根本的な面は大きく変わらない印象があります。

ここでは、私が2つの製図講座に通うようになった理由や一級建築士製図合格までの体験をお伝えします。

私の体験談が、一級建築士の製図試験対策で悩んでいる人に少しでも役立てば嬉しいです。

一級建築士講座:資格学院と日建学院の違いは?

2つの一級建築士の製図講座を受講した理由

今から振り返れば、正気の沙汰ではない2校通いは、資格予備校のセット販売のシステムに理由がありました。

私が1年目に通ったのは日建学院ですが、入学前には学科と製図はセット申込みが薦められます。

学科だけなど単品だけで申し込むよりも、製図にセットにする方が授業料がかなり安いです。

(今でも(学科+製図)のセット販売が主流です)

当時のシステムは、学科が合格後に製図講座をセット金額で申し込むことはできませんでした。

当然、誰でも申込時は合格する気でいます。

ほとんどの受講生は、料金的にお得な(学科+製図)のセットコースを申込みます。

しかし、セット受講は落と穴もあります。
学科に不合格の場合でも返金されず、製図講座を受ける権利は翌年に持ち越しになります。

よって多くの受講生は学科に落ちれば、翌年も同じ資格予備校に通います。

翌年に持ち越しの製図講座が残っていると、2年目の学科は割引で購入できるからです。

しかし、私は学科に落ちた翌年も日建学院に同じように通い続けるのが嫌でした。

勉強がマンネリ化するのが怖かったからです。

2年目は日建学院のライバル校であった資格学院に申込みました。

【私の一級建築士に合格するまでの資格予備校の遍歴】

  学科 製図 結果
1年目 日建学院 学科で不合格
2年目 資格学院 途中まで参加(日建学院と資格学院) 学科で不合格
3年目 資格学院 日建学院と資格学院 合格

ただ、私が資格学院に申込時も学科の単品コースは割高で、セットコース以外は選択肢が無いのと同じでした。

当時の私は、2つの製図コースを同時に受講する大変さを自覚していませんでした。

製図とセットにした割引受講料でも高かったのですが、2年で資格試験の勉強は終わらせるつもりでした。

2年間で合格できるならば、頑張って出費しても良いかなあと思いました。(甘かった判断)

「大丈夫ですよ」と言う営業マンに勧められるまま、深く考えもせずに(学科+製図)セットを申し込みました。

2つの一級建築士の製図講座を受講した理由

グレーゾーンの点数は学科発表まで製図講座に通える

2年目の一級建築士の挑戦は、1年目よりもさらに学科を頑張りました。

しかし結果は、学科が1点差で落ちるという最悪の不合格でした。

でもラッキーなこともありました。

無料で両方の学校の製図講座に途中まで通えたからです。

学科の合格発表までの期間、私の点数は合否がはっきりしないグレーゾーンで扱われていました。

グレーに該当するのは、想定の合格点に1点足りないけど、100%不合格とは断定できない時などです。

製図+学科のセットコースの受講生は、グレーゾーンであれば学科の合格発表までは製図コースは無料で通えます

万が一合格したら、製図対策を学科発表後から始めると間に合いません。

そんな取り返しのつかない受講生からのクレームを避ける為に設けられている制度です。

不合格の場合は、参加した製図の受講料は全て無料になります。

翌年に製図の授業を受ける権利はそのまま残ります。

7月の学科試験が終了すると、本試験日の夕方には学科試験の解答が学校から発表されます。

受講生は試験終了後に学校に集まって、学校から配られる解答を元に自己採点しました。

試験が終了して学校に集まる時間には、すでに計画と法令の解答は出ています。

ここで、法令で得点が稼げないと不合格になる確率が高くなるので、残り2科目の結果を待たずに帰る受講生が出ます。

(1年目の私がそうでした。)

そして夜に構造と施工の結果が出ます。

あの死刑宣告を待つようなピリピリした緊張感で、自己採点した雰囲気は今でも忘れられません。

解答と共に学校からは、各科目ごとの足切り点と総合点の合格予想の点数が発表されます。

毎年、多少のブレはあっても学校の合格点の予想は精度は高いです。

あと1点総合点が足りず落ちた私の2年目の予想点も残念ながら当たりました。

そして、2年目は学科の合格発表と共に不合格が決定し、私は残りの製図講座から消えました。

2年目:学科の合格発表まで日建学院と資格学院の製図講座に通う

製図対策講座では、日建学院と資格学院の両方に通いました。

この時に体験してみて初めて、2つの製図講座の掛け持ちは大変だと自覚しました。

暑い夏の最中、重い製図板を背負って水曜日は日建学院、日曜日は資格学院に通いました。

半端では無い分量の課題も2校分、出題されました。

2年目は学科発表までの1ヶ月半ほどの期間で終わりましたが、2校通いは、かなり体力を消耗しました。

この時は、正社員ではなかったので、水曜日は仕事を休ませてもらいました。

フル勤務の会社員の場合は、2つの講座に通うのは現実的に難しいと感じました。

ただ、2年目の製図経験があったからこそ、3年目は製図に一発合格できたのだと思っています。

一級建築士講座:資格学院と日建学院に通う大変だった体験談のイメージ画像

3年目、2つの講座の製図の掛け持ちは大変だったが

3年目は2年目に引き続き資格学院で、再び受講料を払い学科コースを受けました。

そして学科試験が終わり、やっと学科が念願の合格ラインに乗りました。

2つの学校の製図コースに参加できることになりました。

学科の時に親しくしていた先生からは、2つの学校の講座を掛け持ちするのは大変だとは忠告されました。

しかし、3年目の頃の私は、会社勤めではなくフリーでした。

時間が自由に使えたので製図試験までの期間は仕事を断り、全て試験対策に集中しようと決めました。

2年目の1ヶ月半の製図の受講経験で自分の実力がよくわかっていたからです。

建築学科も卒業せずに、2級建築士しか取得していない私は努力で補うしかなかったです。

受験生が25枚の課題で受験するならば、自分は倍の50枚を描こうと決めていました。

それに一級建築士の試験は、心身だけでなく経済的にも負担が重い状態でした。

4年も続けるのは無理。

資格試験で時間を潰すのは3年が限界でした。

悔いが残らないように精一杯頑張って、無理ならば一級建築士の取得は諦めようと決心しました。

毎年、製図試験は日建学院か資格学院かどちらかの学校のヤマが当たる傾向がありました。

両方の学校の製図対策をすれば、どの受験生にも負けることがないと確信していました。

一級建築士講座:2つの学校へ通えば合格できた体験談のイメージ画像

それぞれの学校方針や教え方のカラー

2年目と同じように水曜日は日建学院、日曜日は資格学院に終日通いました。

通っていたどちらの学校でもそれぞれ製図担当の専任講師がいました。

出来上がった課題を講座の日に提出して、図面へのコメントをもらいます。

講評は、個別で呼ばれて受ける個人講評とグループ全員の製図を並べて受ける集団講評の2つの方法がありました。

集団の講評は、講師が全員の図面の間違いと改善点をざっと指摘することが多かったです。

他の人の図面の間違いもわかるのは、上達のコツを得るのには効果的でした。

私は2年目に少し製図対策を受けていたにも関わらず、他の受講生に比べてもエスキースが相変わらず下手でした。

毎回、失格になるミスを必ず指摘されました。

日建学院の一級建築士製図講座の特徴

土曜日クラスの方が人数が多く、水曜日の日建学院のクラスは10〜15名程度でした。

このクラスは専任講師が1人。

副担が1名いた記憶があります

日建学院の製図対策は、量をこなして実力をつける方針でした。

資格学院よりも課題数も多く、こなすのが大変でした。

ただ、担当の専任講師の教え方は、製図経験が少ない私に合っていました。

毎回図面の訂正は、一ヶ所だけしか改善点を指摘しませんでした。

その理由は、一度に多くのことを指導しすぎても頭に残らないからだそうです。

私の場合は、製図対策は資格学院に比重を置いていました。

ただ、量をこなす日建学院の製図講座は、製図を描く体力を養うのに非常に役立ちました。

そして2年目に関東から関西に帰省していた時は、日建学院の教室振替制度を使いました。

大阪で開講されていた一級建築士講座を受けたのですが、ここで教えてくれた先生も熱い人でした。

この時に言われた先生の熱い言葉が私の3年目の製図受験を支えてくれることになりました。

詳しくは>>一級建築士講座で出会った熱血講師の私のマインドを変えた一言

資格学院の一級建築士製図講座の特徴

日曜日の資格学院の一級建築士の製図は、1教室に40〜50人程度。

3人の専任講師、プラス2名の副担当の講師が巡回して指導してくれました。

学科から一緒に受講していた友人も数人いたので、製図講座は大変でしたが共に励まし合えました。

その頃に苦楽を共にした友人は全員、一級建築士に合格。

今でも付き合いが続いています。

その頃の資格学院は、日建学院よりもエスキース重視だったことが、製図の苦手な私には助かりました。

課題の数も絞られていて、理屈で覚えさせる対策が私の受講時には重視されていました。

(最近はエスキースで理論的に覚えさせる対策は、日建学院や他の学校でも取り入れられています)

追加料金がかかるオプションの直前講座が多いなど、気にいらない面はありましたが、試験対策は綿密でした。

最後の方の課題になると資格学院の課題の難易度の方が、日建学院よりも高かったです。

教え方も試験で大きな減点にならない製図の描き方を徹底的に重視して教えていました。

こちらの講師もベテランだったので学ぶことは多かったです。

この時に指導を受けた講師からは、試験後に仕事を紹介してもらえるなど貴重な出会いもありました。

製図試験まで週5日以上は1日10時間の製図練習

お盆の間も、ほぼ休むことなく毎日課題をこなしていました。

2つの製図コースの課題があったので、直前の1ヶ月前は、多いときは1日に2枚の課題を仕上げていました。

朝早く起きてエスキース(下絵)だけ仕上げる。

朝食後の午前中は製図の練習。
午後は5時間半の時間を決め、試験をシュミレーションして一気に描きあげる。

1日の平均の製図時間は10時間は超え、昼ご飯も食べずに製図に没頭した日もありました。

ただ、最初は1枚の課題の全部を仕上げるだけで10時間以上かかりました。

時間ばかりが過ぎ、エスキースを含めると2日で1枚が完成する状態でした。

課題も人の倍こなすが1回目の模試はE判定

しかし、それだけガリガリと練習していても私の製図レベルはなかなか上がりませんでした。

私の記憶では、本試験を想定した1回目の製図の模試はボロボロでした。

エスキースがまとまらず、失格要件になる階段の描き忘れがあり。

その上、時間内に全ての図面が完成せずに資格学院の模試ではE判定

当時から資格予備校では、模試は全国で一斉に行い試験を受けた受験生全てのデータから順位が出ました。

順位もかなり後半だったと記憶しています。

その後で日建学院の模試も受けましたが、この模試もD判定ぐらいでした。

日建学院の模試を受けたのが、資格学院の後でした。
多少模試の雰囲気に慣れていたので、時間配分が上手くいき、とりあえず完成はさせました。

模試でA判定か、悪くてもB判定に入らないと合格しないと言われていたので焦りました。

残り1ヶ月半も残っていないのに本当に合格できるかとも思いました。

2校も掛け持ちして通っているからダメなのか?
自分の決断も自信が無くなってきました。

しかし、一級建築士に絶対に今年中に合格する決めたからには途中で諦める訳にもいきません。

エスキースの時間を短縮できるように、エスキースの練習時間をもっと増やすことに決めました。

過去の課題をエスキースだけ全てやり直す

エスキースの練習として過去に実習した課題をもう一度やり直すことにしました。

全部を完成に製図して仕上げると、新しい課題もあるので間に合いません。

エスキースをやってみる。
模範解答と比べて間違いをチェックして、その課題の重要ポイントを覚える。

課題の重要ポイントは、設定条件によって変わります。
試験で間違いやすい点、課題で押さえるべき点が凝縮してまとめられています。

2校に同時に通っていたお陰で、課題だけは山ほどありました。

何十回もエスキースをやっていると重要事項の要点は覚えてきます。
幾つかの課題はパターンも共通していることがわかってきました。

この練習のお陰で、私のエスキースのスピードはかなり上がりました。

ある日、急に製図は上達する瞬間がくる

全然、合格レベルから程遠かった私に試験前に変化がおとずれました。

はっきりとは覚えていませんが、40枚以上の製図の課題(完成レベルまで)をこなした後でしょうか。

製図の課題が急にできるようになりました。

試験対策の製図は、ある段階から急に上達するのは、私だけでは無いようです。

最初はエスキースから苦戦していた友人も試験直前には、合格圏内に入るようになっていました。

飛行機がフワッと離陸するような、急に上達する時期は人によって変わります

製図経験が少ない上に初受験でしたが、私は人の倍の課題をこなしていました。
それでも試験直前まで上達しなかった私は、離陸は遅い方だったと思います。

しかし、どんな事でも同じですが、我慢して改善と努力を継続すれば必ず成果は出ると思います。

試験当日まで製図への不安は残り続けた

最後の2回目の模試では、何とかB判定になりました。

しかし、製図の課題では直前まで毎回、何らかのミスが続きました。

エスキースも様々な課題をこなして慣れてきています。
しかし、その慣れが課題文を注意深く読みこまないミスにつながります。

プランを早くまとめることばかりを考えていると、問題文の重要事項を見落とします。

多くの設定条件をクリアして、いかに減点されないプランを早くまとめるか?

一級建築士の製図は、パズルを解くような試験だと感じました。

また、マンネリ化しそうになる気持ちと闘うのも大変でした。
もう製図の練習をすること自体が、全て嫌になる日もありました。

仕事はしていなくても、毎日10時間以上も描き続けていると疲れてきます。

試験直前の夜も眠れなくなるほど不安でした。

でも、この時に私の気持ちを支えたのは、受験生の誰よりも課題練習をこなした自信でした。

2つの製図講座に通ったのだから、どちらかの学校のヤマは当たる!必ず合格できる!
自分に言い聞かせていました。

製図は学校の直前のヤマが当たるが大苦戦

本試験の製図は、試験制度改正前だったこともあり、プール、エスカレーターと盛り沢山。

エスキスでパターン化して覚えていたホテルの客室のグリットも寸法が合わせにくい設定条件でした。

エスキスがまとまらず苦戦している受験生が例年以上に多く、私の前に座っていた受験生も途中で諦めていました。

番狂わせのような製図の出題で、試験の出題側が受験予備校の対策を外そうとしている意図を感じました。

しかし、エスカレーターやプールのある施設の描き方は、資格学院では数週間前に対策していました。

これだけ一度に苦手で描きにくい物が出されたのは驚きましたが、練習していたので何とか描けました。

この年に資格学院に通って製図対策をしていた受験生は、ヤマが当たりラッキーでした。

ただ、私も非常に苦労したのは、プランニングをまとめることです。
エスキースが目標時間が過ぎてもまとまりません。

仕方がないので、途中から見切り発車のまま製図用紙に描き始めました。

いつもと違い未完成のエスキスは、辻褄が合わない面が沢山出てきます。

それを繕うように考えていると、脂汗が滲み出てエスキースの紙が破れそうになるぐらい柔らかくなりました。

あのボロボロのエスキースの中で、何とか形になったのは奇跡的でした。

これだけ盛り沢山で苦戦させられる課題は、他の受験生も苦戦しているはず。
大きなミスをしない限りは、完成するだけで合格する確率は高くなると試験中も確信していました。

どうしても収まらず面積のどこかを縮める場合は、減点が少ない方を犠牲にしました。

プールサイトの周囲の通り幅が1m以下になるなど、現実ではあり得ない酷いプラン。
でも、迷っている暇はありません。

立面、断面、早く辻褄を合わせて形にしてないと、未完成はそれだけで失格です。

そして、見直す時間も十分足りない結果、共用部にトイレを描き忘れるなどのミスもあり。

終了の合図があっても、樹木の点を描き続けるなど往生際が悪かったです。
試験用紙が回収される直前までしつこく描きました。

(注意:これは厳しい試験官によっては不正行為になるので、お勧めできません。)

製図試験の時間はあっという間に過ぎ、終了した時は全てを出し尽くした脱力状態でした。

10年近くも前のことですが、製図試験中のことを今だに覚えているのは、本当に死闘だったからだと思います。

一級建築士試験は死闘だったイメージ画像

製図試験の終了後と一級建築士の合格発表の日

製図終了直後は、完成できた!合格できるかもと感じました。

しかし、日が経つにつれて共用部のトイレのミスだけでなく、他の致命的なミスをしていないか不安になってきました。

学校からは、製図の試験中に自分が描いたプランの復元をするように呼ばれていましたが、私は参加しませんでした。

ミスを指摘されて不合格がわかるのが怖かっただけでなく、燃え尽きて製図を復元する気力もなかったからです。

そして合格発表の朝9時からネットで合格者の受験番号が表示されました。

これも私は怖くて見れず外出していました。

日建学院の担当の営業マンから「後で掛け直す」と留守電が入っていました。

悪い知らせだから留守電?もう不合格か、あんなに頑張ったのに落ちたかと目の前が真っ暗になりました。

すると再び営業マンから電話が掛かってきました。

「合格しています。おめでとうございます。

重要な知らせだったので、留守電では悪いと思いまして」

その後すぐに資格学院の営業マンからも電話があり、お祝いの言葉を伝えてもらいました。

電話を切った後、涙が溢れました。

停めていた車の中で、家族に合格の知らせをする時も泣いていました。

合格した安堵感だけでなく3年近い苦労が報われたと思いました。

信じた自分が自分自身を裏切らなかったことに泣きました。

試験に合格して泣いたのは、後にも先にも一級建築士の試験だけです。

合格は運もあり。私の合格実績は両校でカウントされる

この年の試験は、資格学院の直前のヤマが当たったので、製図試験の合格率は日建よりも資格学院が勝っていました。

ヤマが外れた日建は、翌年は受講生集めに資格学院よりも苦戦するだろうと言われていました。

合格率次第で、翌年の受講生がどちらの学校に流れていくかが左右されます。

しかし、毎年どの学校のヤマが当たるか?は誰にもわかりません。

どんな問題が出題されても対応できる実力がある受験生は、どの学校でも関係ありません。

しかし、私のように実力不足の受験生は、自分が選んだ学校のヤマが当たるか?の運にも左右されます。

受講生のレベルは拮抗しているので、わずかな運と粘りで合格か不合格かの違いが出ます。

細い糸のような運をたぐり寄せるのは、最後は執念の違いだと思います。

私の一級建築士の合格は、両方の学校の合格率にカウントされていました。

2つの講座を同時に通う受講生は多くはありませんが、ダブルカウントされる受験生は一定数います。

また、何年前に通って通わなくなって結果的に合格した人なども合格率に入っています。

実際の合格率はもっと低いので、公表されている学校の合格率は実際は低く当てにならないと感じました。

ちなみに合格すれば両方の学校で1月には、合格祝いの祝賀会が開かれます。

私は両方の学校から呼ばれましたが、片方の学校の祝賀会しか行きませんでした。

製図の合格率は直前のヤマが当たるかで左右される

自分の限界は自分自身が作るもの合格は諦めてはいけない

最初に私が一級建築士をめざすと言った時は、誰も本気で私が合格すると思いませんでした。

文系の営業出身、製図を基礎から勉強していない。

二級建築士までは合格できても一級はハードルが高い。

そんなことに時間とお金を費やすのはもったいないと忠告してくれた人が何人もいました。

ただ、当時の私は仕事のために一級建築士の資格がとても欲しかったです。

自分が心から欲しいものを学歴や経験不足の理由だけで、諦めることはできませんでした。

合格を知らせた人の中に、こんな言葉を贈ってくれた人もいました。

自分の限界は自分自身が作るもの

一級建築士の試験に挑戦し合格したことは、私の人生で大きな自信になりました。

1つのことに集中して3年間は努力すれば、多くのことは結果は出るとわかりました。

一級建築士合格は人によっては小さな成果かもしれませんが、私の人生は変わりました

結果を考える前に精一杯、自分ができる限りのことをする方が、人生で後悔しない

自分に自信がつき、すぐに結果が出なくても、諦めずに粘れるようになりました。

そして、一級建築士の試験では、本当に家族をはじめ周囲の人達に支えられました。

自分一人だけの力では決して合格できなかったし、今でも感謝しています。

一級建築士の試験で心が折れそうな人も、こんな私でも合格できたことを励みに頑張って下さい。

長い体験談を最後まで読んで下さってありがとうございます。

受験生の皆さまの合格を心よりお祈りしています。

★ 製図対策で悩んでいる受講生は>>>【建築士:通信講座】スタディングで合格できるか?一級建築士が徹底分析!

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