【建築士:通信講座】スタディングで合格できるか?一級建築士が徹底分析!

テスト

受講生数が8万人を突破する通信講座で急成長中のスタディングが、一級建築士講座を開講。

スタディングはリピーター受講生も多く、低価格の受講料で難関資格の合格実績を出し続けています。

★ 詳しくは【スタディング:STUDYing】評判と口コミをリピーター受講生が全講座を徹底紹介!

現在、建築士の試験対策で実績がある受験校は「日建学院」と「資格学院」です。

この2校は、二級・一級建築士の両方の合格率が断トツに高いです。

私は両方の学校へ通学し、一級建築士の合格までに総額200万円以上を出費しました。

そして一級建築士に合格後、そのうちの1校で二級建築士の製図講師を経験。

以上の経験から大手の資格予備校の内部事情にも詳しくなりました。

通学で一級建築士を取得した私には、スタディングの学費の安さは衝撃でした。

しかし、難関試験で実績があるスタディングでも建築士講座の対策が本当にできるのか?疑問もありました。

今回は、一級建築士の私が実際にスタディングの無料の建築士講座を体験。

本当に合格できるか?
レベルを徹底分析しました。

建築士通信講座スタディングの体験講座を分析してみた(引用:建築士通信講座スタディング公式サイトより)

Contents

通信講座:スタディング「建築士講座」の概要

スタディングの建築士講座は「1級建築士学科+製図総合コース」と「製図対策コース」の2コースがあります。

1級建築士学科+製図総合コース[2021年合格目標]

「学科」+「製図」を総合的に試験対策できるお得なコースです。

教材(テキスト・講義
  • 短期合格セミナー:1回
  • 基本講座(ビデオ・音声):計100回 合計約50時間
  • WEBテキスト:基本講座各回に付属
  • スマート問題集:計95回 合計1500問
  • セレクト過去問集:計26回  合計180問
  • 製図対策講座(ビデオ・音声):計19回 合計約9.5時間
受講料
  • 通常価格一括¥98,000(税別)
  • 分割例 月々 ¥9,300×12回から
受講期限 2021年10月31日まで
割引キャンペーン 期間限定 お得な割引キャンペーン中
合格祝い金(返金) 2021年合格:合格お祝い金10,000円
教育訓練給付制度指定 対象外

おすすめポイント

  • 学科と製図対策セットで9万円以下のコスパ最強
  • 難関資格対策に強いスタディングの学習法
  • (出題傾向を徹底分析。中難易度までの問題を徹底対策)

  • 受験対策と実務のプロ講師のレベルが高い
  • 大手受験予備校に負けない受験ノウハウが得られる
無料の体験講座が充実

WEB講義だけでなく、スマート問題集、セレクト問題集も試せる

  • 「計画-病院・高齢者施設など」
  • 「環境・設備-学習のポイント」
  • 「環境・設備-学習のポイント」「環境・設備-日照と日射」
  • スタディング式 製図講座はこれだ

    公式サイト:スタディング無料の体験講座はこちら

【講座内容】

スタディング公式サイトより引用した講座の流れの画像:一級建築士講座の口コミと評判は?

(引用:建築士通信講座スタディング公式サイトより)

1級建築士製図対策コース[2021年合格目標]

2020年5月に追加でリリースされました。

製図対策コース」は、「1級建築士学科+製図総合コース」の学科を除いた製図対策に特化コースです。

注意点は、こちらは更新権はありません

教材(テキスト・講義
  • 短期合格セミナー:1回
  • 製図対策講座(ビデオ・音声):計19回* 
    合計約9.5時間*
  • 課題演習
    課題の添削はなし
受講料
  • 通常価格一括¥48,000(税別)
  • 分割例 月々 ¥4,000×12回から
受講期限 2021年10月31日まで
合格祝い金(返金) 2021年合格:合格お祝い金10,000円
教育訓練給付制度指定 対象外
おすすめポイント
  • 製図試験に特化した対策ができる
割引キャンペーン

期間限定 お得な割引価格は公式サイトをチェック!

大手受験予備校と受講料の比較!コスパ最強

スタディングの最も評価できることはコスパの良さです。

通信講座とはいえ、講座料金が大手受験予備校の価格と比べると格安です。

下記は、2021年度「学科+製図」を受講した場合の価格比較です。

  コース名(学科+製図) 講座料
スタディング 1級建築士学科・製図総合(セット) 9万8千円 +税
TAC 一級学科+製図
(単科コースの組合せ)
70万〜30万円+税
資格学院 1級建築士ストレート合格(セット) 100万円 +税
日建学院 一級学科本科+設計製図
(単科コースの組合せ)
110万〜60万円 +税

(参照:各資格予備校の公式サイトの講座料金で比較)

日建学院やTACは、学科と製図の講座を組み合わせた合計額の価格帯で計算。

資格学院と日建学院は、独占禁止法に該当するのではないか?と感じるぐらい同じ価格帯ゾーンです。

上記の2校より価格がやや安いTACは、授業料を抑えたい2年目、3年目の受験生が流れることが多いです。

TACの場合は法律系の資格試験の実績や知名度が高いですが、建築士講座は有名ではありません。

建築士対策は、専門でないと判断されてしまいがちです。

しかし、実績がある資格学院は「直前講座」など申込後の追加オプションの講座も多いです。

オプション受講は強制でなくても、試験前の受講生は弱気です。

私も経験ありますが、合格ノウハウが少しでも欲しいので、つい申し込んでしまいます。

幸い私は製図は一発で合格ましたが、追加の受講料の捻出は苦しかったです。

今でも忘れられないのが、試験直前の製図対策が1日5万円。
その時は、足元を見るような高い受講料に周囲の受講生も怒っていました。

ただ、学校のヤマが本試験で当たったので、結果的には受講して良かったです。

一級建築士は、資格予備校で受験対策をする人が有利になるお金で資格を買うような試験です。

日建学院と資格学院は、試験のヤマを当てるノウハウが優れているのは間違いないです。

(毎年どちらかのヤマが当たるので、私は2校の製図講義を同時に受けていました。)

早く合格したい人は、受講料の高さが不満でも痛い出費を続けざる得ません。

その点、スタディングの建築士講座の価格は、通信講座ですが驚く安さです。

通信講座は、通学と違い校舎の維持費や人件費などの教室運営費がかかりません。

さらにスタディングでは、テキストも全てWEB教材にするなどコストを節約しています。

★   スタディング建築士講座の公式サイトはこちら

建築士講座の内容と特徴

低価格ながら大手予備校並みのレベルの講義を提供できるのが強みです。

スタディングの旧名は「通勤講座」です。

名前は、忙しい社会人が通勤の合間に携帯1台で楽に学習できることに由来しています。

私が建築士を受験した時は、重いテキストと膨大な試験範囲で毎日、勉強が本当に苦行でした。

しかし、スタディングでは受験の負担が軽くなる工夫がされています。

通信講座スタディング建築士講座:私が体験した講座の学科対策の画像

(通信講座スタディング建築士講座:私が体験した講座の学科対策の画像)

スタディング建築士講座の学科

スタディングの学科講座を確実にマスターすると合格に必要な実力がつきます。

 IT技術を活かして出題内容を徹底分析。
効率よく学習ができるのがスタディングの強みです。

他の資格試験で実績を上げている豊富な受験ノウハウは、建築士の学科でも生かされています。

講義・問題集と過去問数

スタディング建築士講座は、短期間に何度でも復習できるように講義は最低限に絞られています。

下記は、マイページに公開されていた動画講義とテストの回数です。

科目 講義回数 スマート
問題集
セレクト
過去問
科目別計
計画 13回 12回 3回 57回
環境・設備 13回 12回 4回
構造 26回 25回 6回 57回
施工 21回 20回 6回 47回
法規 27回 26回 7回 60回
合計 100回 95回 26回  

(参照:マイページ2021年合格目標 各講座リリーススケジュールより)

講義回数は合計100回ですが、1単元辺りの受講時間は10分〜30分と短いです。

スタディング(studying)建築士講座無料体験講座の計画を受講した私の講義画像

(私が受講したスタディング(studying)建築士無料体験講座の画面)

カリキュラムはバランスよく得点アップしやすい

科目全体をバランスよく勉強できるカリキュラムです。

そして、法令集の持ち込みができて、索引要領さえ覚えれば確実に得点できる「法規」の講座数が一番多いです。

反対に施工は大手予備校に比べてやや少なめになっています。

ただし、「施工」は勉強しても点が伸びにくく、2019年度の試験でもかなり苦労した受験生が多いので、基礎問題の対策だけで深入りしない方がよいと思います。

特に建設現場に詳しくない受験生に不利な難解な問題が多いです

73%を合格ラインとして確実に得点できる分野を重視して、集中学習するカリキュラム構成。

通信講座スタディング建築士講座:私が体験した講座の学科対策の画像

(通信講座スタディング建築士講座:私が体験した講座の学科対策の画像)

スタディングの動画講座は大手予備校並みの質の高さ

計画の科目を視聴しましたが、わかりやすくまとまっています。

余分なことを教えないので、暗記量も最低限で済みます。

動画であっても講座内容は、大手予備校の講義を聞いているようです。

日建学院は学科が映像学習(ビデオ講義)なので、そのレベルと遜色ない印象です。

実務経験が豊富な2人の講師が、初心者でも理解できるように講義をしてくれます。

スタディング(studying)建築士講座無料体験講座:介護施設の説明

(スタディング(studying)建築士講座無料体験講座:介護施設の説明の画像)

基礎からわかりやすく解説してくれるので安心です。

頑張って勉強しても一級建築士の学科試験に落ちるのは、応用問題が難しいからではありません。

多くの場合、何らかの基礎力が不足している事が原因です。

私も経験ありますが、得点しやすい基礎問題を落とす人は、模試で応用問題が解けても絶対に合格しません。

学科は、基礎をしっかりと固める方が、後から必ず伸びます。

実務と講師経験が豊富なプロ講師

スタディングの講師はレベルが高い事で定評があり、建築士講座の講師は2人体制です。

どちらの講師も設計の実務経験が豊富なだけではなく、受験生の指導でも実績を上げています。

大西 一也講師 プロフィール
スタディング建築士講座の大西講師の画像

京都生まれ。一級建築士、名古屋工業大学大学院工学研究科博士後期課程修了。建築設計事務所、シンクタンク研究員を経て、大妻女子大学家政学部教授を歴任。博士(工学)。

建築・まちづくりの設計業務に11年間携わりながら、独学で一級建築士を受験1回で取得。

その後、自身の合格経験を活かし、受験指導を開始する。出題傾向を的確につかんだ講義は、受講生から「何をどうやったら受かるのか」だけでなく「何をやらなくてもよいのか」も教えてもらえるので助かると好評を博した。

(引用:スタディング公式サイトより)

大西講師は、独学で一級建築士を取得しています。

無駄を省いた受験指導は、受講生から絶大な信頼があります。

また、一級建築士だけでなく設備の資格を取得する越野講師の経歴も凄いです。

越野 かおる講師 プロフィール

スタディング建築士講座の越野かおる講師の画像

横浜生まれ。一級建築士、設備設計一級建築士、建築設備士、ファイナンシャルプランナー2級(AFP)など

住宅メーカーや土留め等の土木建築会社勤務を経て、一級建築士に合格。

その後「kao一級建築士事務所」を開設。
建築設計監理業務などで実務経験を積みながら、並行して大手資格学校にて一級建築士対策の受験指導をスタート!
これまでに多くの受験生を合格へと導く

(引用:スタディング公式サイトより)

大手資格学校で教えていた越野講師の経験はスタディングの講義で生かされています。

最初に概略を理解させて試験に重要なポイントを嚙み砕いて解説。

難しく感じる内容も繰り返し聞いていると段々と理解できるようになります。

講義は倍速で視聴できるので時間の節約になる

動画講義は通常の速度だけでなく、速さが選べます。

繰り返し視聴するときは1.5〜2倍速にすると、時間が節約できます。

スタディング(studying)建築士講座で倍速が選べる画面

(スタディング(studying)建築士講座で倍速が選べる画面)

講座内容はWEBテキストでダウンロードが可能

スタディングは、全てがネット上で完結するオンライン学習です。

よって教材もWEBテキストのみになります。

講義内容はPDFファイルで全てダウンロードできます。

通信講座スタディング建築士講座:私が体験した学科講座(計画)の画像

(通信講座スタディング建築士講座:私が体験した無料体験講座の説明の画像より)

PDFファイルのダウンロードだけでなく印刷も簡単にできます。

スタディング(studying)建築士講座WEBテキスト印刷機能の画面

(スタディング(studying)建築士講座WEBテキスト印刷機能の画面)

また、暗記ツールを使えば、重要用語が赤字で隠せます。

講義の要点がまとめられた「学習のポイント」は、キーワードで重要事項が暗記しやすいです。

スタディング(studying)建築士講座WEBテキスト暗記ツールの画像

(スタディング(studying)建築士講座WEBテキスト暗記ツールの画像)

スマート問題集で直ぐに講座内容が記憶できる

スタディングでは講義が終了すれば、その度に「スマート問題集」を解き、知識のアウトプットをします。

建築士通信講座スタディングの過去問セレクトの画像より

(私が体験した建築士通信講座スタディングの過去問セレクトの画像より)

セレクト過去問で実践力が身につく

応用問題「セレクト過去問」は、本試験に出題された過去問題を解きます。

練習モード」と「本番モード」の2種類があります。

スタディング(studying)建築士講座セレクト問題集の練習モードと本番モードの画像

(スタディング建築士講座セレクト問題集の練習モードと本番モードの画像)

本試験と同様に4問1択形式です。

スタディング(studying)建築士講座セレクト問題集の画像

(スタディング(studying)建築士講座セレクト問題集の画像)

本番モードは、「時間制限がある」設定にすると制限時間がカウントダウンで表示されます。

本試験と同じ時間内に解くことが求められ、実践に慣れる良い訓練になります。

「問題横断復習機能」は復習に便利

私がスタディングを体験して、他の通信講座よりも便利と感じた機能の一つが「問題横断復習機能」です。

インプットとアウトプットを繰り返し知識を定着させる学習法は、他社の通信講座や資格予備校も取り入れています。

しかし、複数のレッスンの中で間違えた問題だけを抽出し、まとめて復習できる機能はスタディングが一番優れています。

一級建築士の学科試験は、難関と言われていても過去5年以内の過去問題から3〜4割が本試験で出題されます。

応用問題は過去問題が形を変えて出題されているので、根本を理解していれば解ける問題も多いです。

問題の出題傾向が変わっても、問題で問われる重要事項は共通しています。

しかし、二級建築士の学科試験との違いは、一級は勘ではなく完全に理解していないと解けない問題が多いです。

問題横断復習機能の利点は、要点を理解し知識を整理して確実に習得できることです。

私が試験勉強をしてた頃は、自分がよく間違える問題だけをノートにまとめて書き出していました。

手で書くのは時間がかかり、間違えた問題だけを選び整理する作業も面倒です。

スタディングでは、学習の中でテストの成績が自動的に記録されます。

「前回に間違った問題」「要復習にチェックした問題」だけをピックアップできます。

自分が苦手な問題だけ選択して復習できるのは便利です。

スタディング(studying)建築士講座の問題横断復習の画像

(スタディング(studying)建築士講座の問題横断復習の画像)

★   スタディング建築士講座の公式サイトはこちら

市販の過去問題集と併用すると相乗効果が出る

過去問演習がスタディングでは不安な人は、市販の過去問題集と併用して勉強するのがおすすめです。

スタディングでは、基礎の理解重要分野の試験対策は十分できます。

過去問題集で演習を増やすと相乗効果が出ます。

ただ、スタディングの演習問題だけでも結構な分量です。
全部を完璧に解けるレベルになるには、一定の時間がかかります。

問題集も手を広げすぎると中途半端になり、実力がつかない結果になります。

スタディング建築士講座の製図対策

スタディングでは学科だけでなく、製図も効率よく習得する事を目標にしています。
動画の講義で製図の手法を法則化して、9段階の製図手順をマスターします。

製図の講義数と内容

カリキュラムは、基本編(課題発表前)応用編(課題発表後)の2段階に分かれます。

下記が「1級建築士学科+製図総合コース」に含まれる製図の講義数です。

製図対策コース」は下記の講座だけになります。

科目 回数
基本編(課題発表前) 12回
応用編(課題発表後) 7回
合計 19回

(参照:マイページ2021年合格目標 各講座リリーススケジュールより)

スタディングの製図対策の特徴は、具体的な作図練習に入る前に製図のテクニックを教えます。

頭で描く」新しい製図法をアピールしています。

予めシンプルな「基本型」を準備してアレンジ力をアップする、効率の良い製図の手順を徹底的に覚えるなどです。

建築士通信講座スタディング体験講座の製図の画像

(建築士通信講座スタディングを私が体験した製図講座の画像より)

製図は基礎レベル。基礎力は確実に身につく

ただ、上記の教え方は、合格率の高い大手受験受験校では既に実践しています。

私が通学で一級建築士の製図講義を受けた時も、エスキスの基本形を徹底的に覚えさせられ(最初は頭で)描きました。

また、資格予備校で2級建築士の製図講師をした時も、マニュアルに従って似た指導をしていました。

教えていた資格予備校では、講師がライブ講義で教えるだけでなく、テクニックだけを教えるビデオ学習にも力をいれていました。

今回、驚いたことは、私が一級の試験対策時に大手予備校で受けた講座と基本的な内容は、ほぼ同じことです。

合格の必勝パターンは変わらず、受験予備校の製図の試験攻略は決まっています。

建築士の製図試験は、仕事の実務で描く製図とは違います。

出来るだけ早く要求条件に合う作図ができるか?が評価され、
減点されるミスをしない人が合格します。

合格するには、試験対策用の基礎テクニックを習得する必要があります。

スタディングはライバルの受験予備校をかなり研究して講座を作っています。

製図試験が初めての人であれば、受講しておいた方が良い内容です。
一級建築士の製図の導入版として、おすすめできます。

ただ製図試験を何度も受験している人は、既に知っている事が多く無駄です。

応用編の本試験の課題対策を重点的にする方が良く、費用はかかっても受験予備校へ通う方が合格できると思います。

通信講座スタディング一級建築士講座:私が体験した講座の製図対策の画像

(通信講座スタディング1級建築士講座:私が体験した講座の製図対策の画像)

本コースだけでは製図の演習時間は足りない

本コースの9.5時間だけでは、製図の演習には物足りないです

製図の課題が何枚あるのか?も気になります。

通学の場合は、本試験までに自宅で行う課題も含めると、最低でも20枚以上はあります。

本試験と同じ制限時間内で、一気に製図を描き上げる練習もしないと合格しません。

私の経験では、エスキスのテクニックも必要だけど、手を動かす練習を多くした人の方が、本番では有利です。

製図対策に特化した「 製図対策コース」が5月にリリースされましたが、製図専門の対策コースならば、添削サービスも付けて欲しいところです。

しかし、添削付きになれば、破格の48,000円の提供は難しくなります。

スタディングの一級建築士講座の製図試験の評価のポイントは、本試験で製図のヤマが、どこまで当るか?です。

課題のヤマが当たれば、本試験では当然有利になるので合格者が増えると思います。

大手受験予備校並みの製図テクニックを破格で提供は評価

大手受験校レベルの製図テクニックを、破格的に安い価格で受講できる事は評価できます。

しかし、本試験用の課題の対策が少ないです。

1級建築士学科+製図総合コース」の製図は、基礎的な試験テクニックを学びたい人におすすめです。

製図対策コース」は学科に既に合格しているけれど、基礎から製図を学びたい人にもおすすめです。

今年度中の一発合格を目指すならば、図面の課題演習は、さらに別で追加で練習する方が合格できる確率は上がります。

出費がかさみますが、受験校の製図の直前対策と併用するとバランス良く対策ができます。

建築士通信講座スタディング体験講座の製図の画像

(建築士通信講座スタディング体験講座の製図の画像より)

スタディング建築士講座の公式サイトはこちら

無料の体験講座で学科と製図講座を試すのがおすすめ

スタディングの建築士講座では無料の体験講座があります。

受講を検討している人は、ぜひ、相性を確かめてください。

公式サイト:スタディング無料の体験講座はこちら

スタディング建築士講座の無料セミナー体験講座の画像

(公式サイトより:スタディング建築士講座の無料セミナー体験講座の画像)

スタディングでは、メールアドレスを登録するとマイページで全ての講座を管理することができます。

スタディングで私が使うマイページ機能の画面

(通信講座:スタディングで私が使うマイページ機能の画面)

無料体験講座であっても過去の学習記録が全て残ります。

途中で視聴を止めても、再受講が簡単にできるので便利です。

通信講座スタディングで一級建築士に合格できるか?

2020年度の建築士講座は、初なので評価を下すのは難しいです。

ただ受講してみて信頼できる教材であるのは間違いありません。

特に学科がおすすめです。

市販の過去問題集と併用すれば合格できる十分な実力がつきます。

効率の良い学習メソッドが完成しているので理解しやすくテンポ良く、初心者でも集中できます。

何度も復習と視聴を繰り返せば、自然に実力がつきます。

「1級建築士 「製図対策コース」の製図講座の内容は、一級建築士の製図講座の導入版のような役割です。

製図テクニックは学べるけれど、これだけでは合格は厳しいです。

スタディング建築士講座を私が体験した講義の画像

(スタディング建築士講座を私が体験した講義の画像)

長所・短所まとめ:スタディンが向く人・不向きな人

スタディングの学科と製図コースの長所と短所をまとめました。

学科
長所

  • 学科講義の質が大手受験校並みだが、受講料金が安い
  • 試験に出題される最低限の学習量に絞られている
  • 間違った問題だけセレクトする「問題横断復習機能」が便利
  • 携帯1台でスキマ時間にどこでも学習できる
  • 「スマート問題集」と「セレクト問題集」が学習しやすい
  • マイページで自分の学習スケジュールの進捗も全て管理できる
短所
  •  過去問演習の量が少ない
  •  わからない事があっても質問できない
  •  通信講座なので自己管理が必要

製図
長所

  • 製図の基礎講義の内容が大手受験校と似ているが受講料金が安い
  • 一級建築士の受験対策の導入編になる
  • 2人の講師が受験指導のベテランで実務経験者
短所
  •  実践の製図演習の量が少ない
  •  質問と図面の添削がない

学科も製図も演習量が足りない課題はありますが、別で補うと受験対策はできます。

スタディングの建築士講座が向いている人

学校へ通う時間が取れない人、受講費用を抑えたい人は、スタディングが向きます。

  • 学習費用のコストを抑えたい人
  • 忙しく通学時間が確保しにくい人
  • 自分のペースで苦手分野を効率よく勉強したい人

通信講座は、合格したい強い意志があり、自主的に勉強する人でなければ向きません。

通学のように強制的に管理されないと勉強できない人は、通学をお勧めします。

スタディングの建築士講座が不向きな人

  • 強制的に授業を受ける環境でないと勉強できない
  • オンライン学習が苦手な人

通学の講義の欠点は、自分が習得できている分野の講義でも、一通り視聴する必要があります。

逆に詳しく何度でも視聴したい講義は、ライブの場合は繰り返すことはできず、画一的にカリキュラムが進みます。

ネットであれば、倍速で視聴したり、飛ばすこともできるので時間の節約になります。

逆に理解が不十分な分野は、自分の好きな時間帯に何度でも動画の見直しができるので、忙しい人には助かります。

忙しい人が通勤時間を有効に使えるのが、スタディング建築士講座のメリットです。

通勤時間で効率よく勉強ができる通信教育のスタディングのイメージ画像

スタディング建築士講座ならば不合格のダメージが少ない

スタディングのような手頃な価格で受験対策ができる建築士講座は、個人的には頑張って欲しいです。

私の周囲でも数年勉強しても、一級建築士に合格できずに途中で挫折する人は何人もいました。

挫折する理由は、忙しいだけでなく学費が高く、勉強を続けることができない事も大きな原因の一つでした。

私も一度、学科を1点差で落ちた時は、翌年も高い授業料を支払うのは本当に大変でした。

通信講座でも良いので、試験対策してくれる安い講座は無いか?本気で探しました。

結局、その頃は良い通信講座がなく、合格率と実績で通学を選びました。

一級建築士試験は、他の難関資格と同様に合格できないと、高い授業料の出費と時間の浪費だけで終わる非情な試験です。

自己投資だからと多額の受講料を何年も払い続け、試験対策だけに時間を拘束されるのは人生の無駄です。

資格取得に何百万もかけないと合格出来ない現状は疑問です。

手頃な価格で早く合格できる」ことは、全ての受験生が望む事です。

スタディングの建築士講座には、高い受講料を払わないと合格ノウハウが得られない状況を変えて欲しい期待があります。

スタディング建築士講座の公式サイトはこちら

スタディング一級建築士対策講座で合格できるか?街の建築のイメージ写真

  • このエントリーをはてなブックマークに追加