建築士の転職成功! 書類選考の通過率80% の驚異の職務経歴書の書き方

転職成功のコツ

一級建築士の転職活動で多くの人が持つ最初の悩みは、一次審査でもある書類選考をどう通過するか?ではないでしょうか。

中途採用は通常は履歴書と職務経歴書の2通を応募企業へ提出します。

・基本情報の提供

・履歴書の役割-「略歴」を定型フォーマット1枚で伝える
氏名や連絡先、年齢、学歴や職歴などのプロフィールの基本情報
(ほとんどの定型フォーマットには志望動機、趣味や特技を書く欄があり)

 

・より詳しい情報を提供

・職務経歴書 -「詳しい実務経験」を自由にA4サイズ1~2枚で伝える
これまでの業務経験や、入社後に仕事で活かせる知識・スキルなど

これらは役割がそれぞれあるので、上手に使い分けて両方でアピールすると効果的です。

そして最近では履歴書や実務経歴書の作成や添削サービスを行う会社もあります。

 

これらは大きく分けて2つあります。

・人材紹介会社が行う無料の添削サービス。(あくまで添削のみ)

・英文の場合に利用される事が多い有料の添削サービス。
(キャリアコンサルタントなどの専門家による作成や添削)

 

私は履歴書と職務経歴書を作成する時に有料、無料の両方の添削サービスを利用した経験があります。

 

無料サービスの方であれば、
現在、ほとんどの人材紹介会社では無料の添削サービスだけでなく、サイトで何をどう書けば良いかを丁寧に紹介しています。

また履歴書や職務経歴書の書式も簡単にダウンロードできます。

 

私の場合は今まで登録した人材紹介会社の10人以上の転職エージェント達から履歴書と経歴書の添削サービスやアドバイスを無料で受けてきました。

そして有料サービスは一般的に「英文履歴書(英文レジュメ)の作成や英文添削」である事が多いです。

私は外資系向けの応募時に英文の履歴書サービスを有料で利用しました。

その時にキャリアカウンセリングのサービスと一緒に添削サービスに数万円支払いました。

 

他にも別会社で上記の会社の半額以下で格安の英文の添削サービスも受け、2つの会社の仕上がりレベルを比較した経験があります。

様々な添削サービスを利用した結果、

転職活動で書類審査に通過できる履歴書と職務経歴書には共通のコツがある事に気がつきました。

 

様々な人からアドバイスを受け色々と試行錯誤した結果、なんと最後は狙った企業への書類選考の通過率が80%以上になりました。

 

今回は、そんな転職活動で成功者を続出させたプロ達から教えられた応募通過率80%の履歴書と職務経歴書の作成のマル秘のノウハウをお伝えします。

添削サービスは必ず受けるべき2つの理由

まず、人材紹介会社へ登録すれば無料で受ける事ができる履歴書と職務経歴書の添削サービスは必ず受けた方が良いです。

理由は2つあります。

1)客観的に自分の経歴を棚卸しできる。

2)応募したい企業への書類選考の最大の対策になる

自分の強みや弱みは理解している様でも実は自分では気がついていない事も多いです。

そして、書類だけで応募先の企業へ「自分が誰よりも貢献できる人材である」と能力を伝えないといけません。

添削サービスは第三者が読むことになります。
客観的に誰にでも伝わる書き方になっているかどうか?を判断して貰えます。

 

そして、応募先の求人需要を把握している転職エージェントが添削者であれば、
尚更、求人内容にマッチしたものになります。

転職エージェントの力量によりますが、あなたが転職したい企業先のニーズを知っているので相手が求める内容になっているか?など現実的なアドバイスをしてくれます。

 

人材紹介会社によっては履歴書や職務経歴書の書き方だけでなく、面接の対策講習会も無料で開催しています。

 

履歴経歴書の添削のアドバイスを受けたからと応募する義務はありません。

無料のサービスは人材紹介会社もマッチングの契約率をアップさせるために自社商品(私達)を磨く為におこなっているからです。

このような人材紹介会社のサービスは、転職活動を始めたばかりの頃は特に積極的に利用した方が転職活動の効率が良いです。

何もしない人に比べると書類選考の通過率がそれだけでも上がります。

作成時には誤解しやすい間違いを起こす事がよくあります。

私も注意された経験があるのですが、

「履歴書や職務経歴書は一生懸命に書けば良いのでは無い!」という事です。

どんなに性格がその企業文化に合う人でも書類選考で、次の面接に呼ばれるかどうか?は書類だけでシビアに判断されます。

特に年収アップを目指す一級建築士の転職の求人は、応募者が殺到する人気企業の場合が多いです。
激戦になりやすく書類選考から採用基準は厳しいです。

ライバルよりも自分の履歴書や職務経歴書を相手先の企業に魅力的に伝えるテクニックが必要です。

絶対にやってはいけない事! 選考で落とされる履歴書と職務経歴書とは?

これは実際に私が転職エージェント達からアドバイスをされた事です。

下記の事をすると、人気企業では、まず落とされる可能性が高いです。

1)履歴書の応募理由を空欄にする。

2)誤字脱字が目立つ(一般常識を疑われる間違いはNG)

3)文章にまとまりが無い。職務経歴書が4枚以上になる

4)その人の経歴の売りが伝わらない。
(求人内容に合わないと判断されてしまう)

特に人気企業の人事の部署には、人材紹介会社や応募者本人から売込みに応募書類が毎日何十通と届く事は珍しくありません。

 

相手から第一印象で読みにくい、求人募集の対象者に該当していないと思われてしまうと、最後まで読んで貰えません。

これは実際に大手企業で応募選考をしていた人事経験者から聞いた事ですが、

もし「1)履歴書の応募理由が空欄」であれば、どんなに凄い経歴の人でも
最近はそれだけで中身を見ずに問答無用で書類選考で落とすそうです。

 

求人募集にネットが普及して、誰もが気軽に応募ができる様になった結果、その企業に対して特に思い入れもない応募者も増えました。

そんな人を相手にしている労力は勿体ないので熱意が無い人間は最初から落とすという発想です。

 

何社も応募していれば、当たり障りの無い、全社共通に使い回しできる様な応募理由をそのまま書いてしまう人も居ますが、これも印象が悪いです。

その会社への強い応募動機を丁寧に書くことが必要です。

またダラダラと長すぎる実務経歴書も読むのが大変なので敬遠されます。

職務経歴書は長くても 3枚 以内にして下さい。

高収入アップを目指す1級建築士の転職の効果的な職務経歴書の書き方

キーワードが大事な技術スキルの書き方

高収入アップを目指す一級建築士の転職で特に重要なのが、スキルの裏付けになる職務経歴書の作成です。

相手先の企業の応募要項にある求人の応募条件にマッチする人材であると印象づける事がとても重要です。

 

特に職務経歴書は読んでいる人がイメージしやすか?
的を得たキーワードで作成していくかが大切です。

 

下記の事に注意してください。

・相手先の企業の求人の募集条件にまず合うかどうか?が第1の選考条件。

求人の募集要項で使用されている言葉のキーワードを選び、職務経歴書の作成は、その言葉で作成する。

例えば求人募集で「意匠設計」という言葉が使われていれば、そのキーワードで職務経歴書を書くという事です。

 

そして職務経歴書は相手が具体的にあなたがしてきた仕事内容をイメージできる様に書いてください。

 

例えば「分譲マンション 意匠設計」と書くだけでは相手には伝わりません。

「15階建 SRC造マンション 意匠設計 物件名 〇〇 分譲」|設計・現場監理・プロジェクトリーダー 1年

(物件名まで書く必要があるか?は人によって意見が分かれますが)

 

ここまで書くと読み手はどの規模の物件の仕事であったか?業務内容をイメージしやすいです。

・一級建築士の資格は武器にはなるが、一番に重視されるのは実務経験です。
まず実務経験が具体的にイメージできる様に書いて下さい。

 

そして特に一級建築士の技術者採用の求人であれば下記も大事です。

・現場プロジェクトに関わった業務の範囲

 

下記の事も経歴書には必ず追加しましょう。

・業務範囲
(例;設計の範囲、設計だけでなく現場監理までしていたのか?など)
・プロジェクトの地位
(メインの技術担当の職なのか? リーダー職かマネージメントもしたか?)

現場の業務内容だけでなく、自分の役割と貢献できた範囲、マネージメント能力がどこまであるか?も採用の重要な判断基準になります。

ポジションや業務範囲によって技術レベルが全く変わってくるからです。
マネージメント経験がある人の方が当然、単なる技術者よりも年収が高いです。

職務経歴書にストーリーを持たせる方法

履歴書は定型フォーマットで今までの実務経験の概略を伝えます。
そして職務経歴書では履歴書だけでは伝えきれない相手に語れるストーリーを補充する必要があります。

 

キャリアが長い人は特に読む人が納得できる裏付けがある経歴のストーリーは印象に残ります。

下記の人は特に職務経歴書で一貫性をアピールする事が必要です。

・会社を何度も変わった転職経験がある人
・今までと業務内容が変化している人
今までと業務内容が変化している転職を一貫性のある経歴にする書き方というのは下記の様な事です。
(1) 住宅設計を経験した後で店舗設計に進んだ。

   分野は違っても同じ設計業務をしてきた。

(2) 現場監督から設計士になった

    建築物を作る仕事を設計から現場までやってきた。
経歴は共通事項を抜き出して特にアピールするとキャリアアップしてきた印象を与えます。

転職もそうですが、わざわざ違う世界にチャレンジするのは、
自分がキャリアップしたい事が理由である事が多いです。

 

その様な前向きなキャリアアップの為の転職であれば逆にプラスになります。

そして転職エージェントが企業へ売り込みやすい職務経歴書とは

 ・一貫性したキャリアアップのストーリーがある

職務経歴書では今までの会社で仕事を通じてどんな成果を上げて、何を自分は得たのか?は職歴と一緒に簡単に追記して下さい。

もし字数に余裕があるならば、転職理由も1社あたり1行でまとめて書いてください。

その様な自分が経てきた経験や仕事に対する思いをストーリーの様に語れる流れが職務経歴書には欲しいです。

職務経歴書で特に勝負を決める2つのこと

一級建築士の年収アップなど数々な転職成功を導いてきた優秀な転職エージェント達が誰もが断言する勝負の決め手は2つの事です

 ・伝えたい自分の売りは絞る(できるだけシンプルに)

・最初の「経歴の概略」が勝負

 

それは色々と自分の出来る事を経歴書で羅列し過ぎては駄目だという事です。
一番の自分の売りは1つか2つに絞る。

理由は売りが色々とあると、

結局この人は何が一番得意で?
会社のどのポジションにおけば一番会社に貢献してくれるのか?
焦点がぶれてしまうからです。

 

採用後にどう使えるか?がイメージできない応募者は落ちます。

結果的に自分の売りがシンプルである方が採用者には伝わりやすいです。

特に技術者系の転職であればゼネラリストよりもスペシャリストが好まれる傾向があります。

そして特に重要な事は、

職務経歴書の最初に伝えたい事を短くまとめた「経歴の概略」を書くことです。

 

ここで第一印象が全て決まります。

自分の売りは的を絞って簡潔明瞭にまとめましょう。

なぜならば、もし自社の求める人材と違うと最初に思われてしまうと最後まで真剣に読んでもらえないです。

職務経歴書を読んでもらえない応募者は、まず不採用になります。

ブランクや転職歴が多いマイナス面の見せ方

転職歴が4回以上になると選考に不利になるのではと心配する人もいます。
そして実務経歴にブランクがあれば、そのまま空欄にしてしまう人もいます。

 

確かに「転職回数は3回まで」、「ブランクが一年以上空いている人は敬遠」など
企業によっては採用制限をかけているところもあります。

 

しかし、下記の対策をすれば問題なく書類選考が通る場合が多いです。

 ・ブランク中の経歴内容も丁寧に書く
(それが仕事以外の事あっても空欄よりは良い)
 
・最初の「経歴の概略」で転職で都度自分が得たきた技能をアピールする。
マイナスをプラスに変える
また上記の「職務経歴書にストーリーを持たせる方法」にも書きましたが、

技術者の場合は特に転職の多さも経歴にキャリアの一貫性さえあれば、特に問題視されない事もあります。

 

一見、マイナスに見られがちな転職経験の多さも書き方で、様々な経験を積んできた希少性の高い人材という武器に変えてしまうのです。

例えば下記の様にです。

・幅広く建築業務の経験を積みたかったので住宅、店舗施設など様々な会社で、経験を積みました。
その結果、設計業務だけでなく現場にも強く様々なトラブルにも対応できます。

たとえ求人募集が設計士あったとしても、現場の事もよく理解している人材であれば重宝されます。

「転職歴 = 様々な分野の建築業務の経験を積んできたとあれば、会社にもよりますが、魅力的な人材に見える場合が多いです。

まとめ:職務経歴書の注意点(建築士の転職)

職務経歴書は人それぞれ違いますが、まとめると重要な基本は同じです。

 ・求人の募集要項で使用されている言葉のキーワードを選び、経歴書作成はその言葉で作成する。

・一貫性したキャリアアップのストーリーがある

・伝えたい自分の売りは絞る(できるだけシンプルに)

一級建築士の転職では特に実務経歴書で自分の専門スキルのアピールを上手にしましょう。それが高年収アップの転職にも繋がります。

建築士の転職:運命を決める履歴書の重要項目とは?

定型フォーマットが決まっている履歴書では、職務経歴に関しては概略のみで詳しい事は伝えられません。

 

しかし、「学歴」まで書ける履歴書はあなたの出身地、
「趣味」や「特技」などの欄では、あなたの人物像が伝えられます。

履歴書で最も大事な事は

応募動機をしっかり書く

自分の人柄を伝える

・「資格」の欄で一級建築士は1番上に書く。
(業務に関係ない資格は趣味や特技の欄でアピール)

ほとんどの人は履歴書から先に読むので、次に続く実務経歴書へ導入するまで離脱させてはいけません。

応募動機や人物像が相手に伝わり好感や興味を持ってもらえると後が楽です。

 

当然、「資格」の欄は一級建築士が目立つ様に1番上に書きます。

この時に実務に関係ない資格を一緒に沢山書くと経歴が散漫な印象を与え、一級建築士の資格が目立たなくなるので、特技や趣味でアピールしましょう。

履歴書は応募動機から書き始める事が、転職の成功率を上げる理由

上記で履歴書でしてはいけない失敗で「応募動機を空欄にする」を書きました。

この応募動機は、必ず相手先の会社概要などを見るなど企業リサーチをしてから書いて下さい。

 

「御社は将来性があるから、、」こんな事を書くだけでは伝わりません。

なぜその企業であれば将来性があるか?
どんな強みや事業があるから、伸びると思うのか?

応募先にマッチしていないと説得力がありません。

 

そして応募動機を考えぬいて真剣に書くメリットは他にもあります。

それは、あなた自身が「何故この会社に入社したいか?」を確認できる作業にもなるからです。

もし、応募動機を書く時に悩んで気が乗らない気分になる様であれば、その会社には転職しない方が良い場合が沢山あります。

転職活動の目的や戦略も同時に検証する作業にも繋がります。

よく転職の目的を考えてみて下さい。

 

本当に入社したいと思える様な魅力の無い会社へリスクを冒してまで、わざわざ転職する意味があるのでしょうか?

失業中の人は職に就きたい、転職の目的を考えている暇はないと焦っている人もいるのとは思います。

しかし、大事な事は就職が早く決まる事ではありません

もう次は転職をせずに済む、長く勤められる会社に入社する事です。

あなたが応募する会社は、入社後も長く続けられそうな会社でしょうか?

無論、面接まで進み実際に相手先から話を聞いてみるまでは、その会社の魅力はわからない場合もあります。

 

転職エージェントの中には、チャンスを広げる為にとりあえず応募する事を進める人も多くいます。

しかし、単に人気企業だから、早く就職したいという理由だけで応募する様な熱意の無さは書類選考の段階で相手先から見抜かれます。

 

履歴書で手抜きをする事はイコール書類選考の成功率も下がる訳です。

履歴書や職務経歴書は、各社ごとに内容を丁寧に変えて応募するのも、時間も手間もかかります。

どうせ同じ労力をかけるならば、自分が熱意をもって臨める応募先だけ絞る方が、自分自身も消耗しません。

転職の目的を検証する意味でも履歴書は応募動機をまず1番最初に書く事からはじめて下さい。

仕事以外の人柄や特技を伝えて好感度を上げた事例

自分の仕事の経歴以外は書いても仕方がないと思われるかも知れません。
しかし、下記の事は損にはならないので書いておいた方が良いです。

 ・趣味や特技で人物像を伝える

 ・学歴は大学だけでなく高校・中学時代から書くと出身地がわかる。

思いがけない所から親しみや興味を持たれ面接の伏線になる。

これは本当に実際にあった話だそうですが、
・選考者と出身地や卒業した高校が同じだったので縁を感じた。
・趣味の欄が茶道だったので、和風建築に強い会社だったので興味を持った。
など仕事以外の事が思いがけなくポイントアップになる場合があります。

 

私も最初に言われましたが、「プラスになってもマイナスにならない事は書いた方が良い」という事です。

 

私の場合も「趣味」の欄には応募先の企業が興味を持ちそうな事を書いた経験があります。

大型レジャー施設で設計デザイン職に応募した時に、趣味は「日本各地の遊園地と温泉巡り」と書きました。

面接では、その趣味が話題になったので、履歴書の選考の時も「趣味」の欄は無関係ではなかったと思います。

 

採用基準は職務経歴や性格が会社にマッチしているかどうか?が重視されます。

しかし、ほんの少しの差で書類選考に残るという事も実際にはあり得る事をお伝えしておきます。

まとめ:履歴書の注意点(一級建築士の転職)

履歴書でまず大切な事は応募動機で転職の目的を検証する事です。

そして履歴書でなければ書けない事を漏れなく書き込みましょう。

応募動機を企業リサーチから真剣にして書く

・趣味や特技で人物像を伝える

・学歴は大学だけでなく高校・中学時代から書く

そして履歴書と職務経歴書は内容がお互いに一致する様に見直しチェックも忘れないで下さい。

 

下記も統一すると見た目が美しいです。

・書式や字体

・年号も西暦か和暦でバラバラに書くのではなく、どちらかに統一

 

履歴書は手書きで書かないといけないか?の問題ですが、

これも人によって意見が分かれます。

手書きで人物像を伝える様に丁寧に書く方が良いという意見もあれば、

ネット社会なのにパソコン機器も使いこなせていないのか?と思われてしまうので手書きでしない方がよいという意見もあります。

一般的に手間をかけたい企業の場合は、履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンで作成する人が多いです。

人材紹介会社を経由すれば選考書類の提出は楽!抑えておきたい注意点

人材紹介会社を通しての応募になれば、ほとんどの場合、転職エージェントが履歴書や職務経歴書は事前に相手先の企業へデータで提出してくれます。

この場合は、応募者は面接当日は履歴書や職務経歴書を自分で相手先に持参しなくてもよいので便利です。

この時の注意点は、

転職エージェントには、くれぐれも応募したい企業に登録時の履歴書を提出しないで欲しい。
その応募先の企業用に合わせた履歴書を提出したいと伝えます。

「そんな事は必要ない」と、もし転職エージェントが言っても無視して下さい。
「準備不足の物は提出したくない」と強く言いましょう。

それでも提出したがる転職エージェントとはその場で仕事を打ち切りましょう。

ノルマに追われ契約を早く取りたい腕の悪い転職エージェントは、手当たり次第に履歴書や職務経歴書を企業へ提出したがります。

 

しかし私の経験上、特に年収アップを狙う一級建築士の転職用の履歴書や職務経歴書は次の面接へ呼んでもらえるレベルの物を提出しないと意味がないです。

特に人気企業の場合は準備不足であると、まず不採用になります。

履歴書と職務経歴書のブラッシュアップの大切さと有効に活かす方法

以上色々と書きましたが、履歴書と職務経歴書にはそれぞれ役割があり、上手に使い分けましょう。

履歴書や職務経歴書のフォーマットは自分に合う物を使いましょう。

 

転職歴が多く実務経験を沢山書く必要がある人は、経歴項目にゆとりのあるタイプを選ぶなど見せ方をまず考えて選択するとハズレがありません。

また履歴書や職務経歴書以外に入社したい熱意を伝える手紙をつける人もいます。

無駄だと言う人もいるかもしれませんが、簡潔にまとめた1枚ぐらいのレターであれば、ほとんどの企業は歓迎します。

 

そして最後にお伝えしたい事は

・履歴書や職務経歴書はブラッシュアップしていくものです。

・真剣に応募すれば、結果が不採用であったとしても次の改善に繋がります。

「その企業と縁があるか無いか?」の問題なので、たとえ不採用になっても気にする必要はありません。

自分が最良の選択ができる様にベストを尽くし、後悔しない事が大切です。

私も転職活動をはじめた最初の頃は、一生懸命していても採用になかなか繋がらずに落ち込みました。

特に書類選考だけで不採用になるというのは、自分の全部を否定された様で、そもそも私には自分で思っている程、能力が無いのか?と自信も失いました。

自分を受け入れてくれる企業は無いのでは無いか?と夜も寝れずにネットで一晩中求人ばかりを見ていた経験もあります。

 

でもそれは今だから言える事ですが、転職活動では落ち込んだりする必要は全くありません。いや落ち込んではいけないのです!!

「採用とは縁の問題と少しの運やテクニックで変わるもの」なのです。

そして一級建築士の私の場合は、転職の成功率は人材紹介会社への登録、優秀な転職エージェントと上手に付き合う事によって飛躍的に伸びました。

本気で年収アップしたい一級建築士の方は、別の記事も是非読んでみて下さい。

一級建築士150万円の年収アップ転職に欠かせないのは転職エージェント !業界の裏事情を解説!

外資系企業への転職については、別記事「英文履歴書の書き方」でまた解説します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました